こんにちは。
ふと、タイトルのようなことを思いついたので、書いていきたいなと思います。
皆さんはどちらですか?
我慢して健康派?我慢せずに不健康派?
先に行っておくとこの2つの答えに絞るのはすこしずるいかもしれません。
何故なら我慢せずに健康派が一番幸せなのです(笑)
ただ、世の中そううまいことにはなかなかならず、肥満になっている方や、肥満によって糖尿病やそのほかの生活習慣病にかかってしまい、その後の人生が辛いものになっている方が多いのもの事実です。
また、自分や周りの人間には関係がないと思ってそういった食事と健康について何も知ろうとしていない人も多いのも事実です。
糖尿病が疑われる人や実際の通院者数は伸び続けている
日本では男性の3割、女性の2割が肥満とされていて、糖尿病に関しても2016年時点で「日本人の糖尿病を強く疑われる成人」の数は1,000万人を超え、さらに予備軍も含めると2,000万人にもなります。
2,000万ということは5~6人に1人は糖尿病、もしくはその予備軍ということになります。
そして、実際に糖尿病で通院している患者数も328万9,000人(2017年調べ)と過去最高を更新しています。
このような事実を踏まえると全然自分たちに無関係とは言えません。
周りの家族、友人など親しい人が5人程度しかいないよ、という人でもそのうちの誰かは糖尿病にかかる可能性が十分に存在するのです。
そしてそれは自分自身も例外ではありません。
これを踏まえた上でもう一度お聞きします。
好きなものを好きなだけ食べて不健康になるのと、我慢してでも健康な体、どちらを皆さんは選びますか?
個人的には我慢してでも健康派
これは別にどちらが正解というものではありません。
脅すようなデータをお見せしましたが、逆にあなたがそうなるとも言い切れないからです。
5人に1人ということは裏を返せば5人に4人は糖尿病にかかっていないということですから。
確率で表せば80%。20%の可能性のために節制をするのが馬鹿らしいという方がいても何ら不思議なことではないですし、普通はそちらの方が多いのだろうとも思います。
ですが、私は断然我慢してでも健康派です。
その理由はいくつかありますが、
- 父が糖尿病にかかったこと
- 自分自身がかつて100キロを超えていたこと
- 糖尿病にかかった後のめんどくささを理解していること
この辺りが大きいでしょうか。
父が糖尿病にかかったこと
いい加減何度もネタにしている父の話ですがそろそろあの世から突っ込まれそうです(笑)
怒りはしないでしょうが、ギャラくらいは請求してきそうです(^_^;)
あの世で元気にやっているといいのですけど(笑)
ただ、父が糖尿病にかかったことで分かったこと、実感したことがあります。
それは
- 痩せていても糖尿病になる
- 自分も糖尿病になる可能性がある
- 糖尿病になるとろくなことはない
- 糖尿病は決して治らない
この辺りです。
父は小柄で155cm程度しかありませんでしたが、でっぷりと太っていたわけではありませんでした。
ただ、基本的に食事は店屋物ばかりで
- ビール
- からあげ
- 餃子
- ラーメン
- あんぱん
この辺りをよく好んで食べていました。
そして気づけば糖尿病になってしまったのですが、その時も結局太っていたわけではなく、やせた状態のまま糖尿病になってしまったのです。
知識で知っているのと、実際に目で見て実感するのとではやはり感じるものが違いましたね。
次に自分も糖尿になる可能性がある、ですがこれは単純に遺伝子的な問題を考えました。
糖尿病になるからならないか、というとことは食生活ももちろんですが、やはり遺伝子による影響が大きく、端的にいえばお酒に強いか弱いかと同じようなもので、体質として親から受け継いでいきます。
このため、親が糖尿病になった人は自身も糖尿病リスクが高いと言え、江部医師などもお父様が糖尿病にかかり、おじいさんが糖尿病にかかり、そして自分自身も糖尿病にかかりました。
そのため私自身に関して言えば糖尿病リスクは決して低いとは言えないのです。
簡単に言えば、私は5人のうちの1人になる、そう考えたわけです。
100キロあった時代
そして、もう一つは私自身が高一から26歳くらいまでほぼずっと100キロあって、自分でもよく食べる方だと言う自覚があったことも影響しています。
一度目はレコーディングダイエットによるカロリー制限、しばらく間を開けて次に糖質制限でようやく今の82キロ前後まで落とすことができましたが、明日から何も気にせず好きなものを好きなだけ食べていけば、予想ですが、来年中には100キロに戻る自信はあります。
全然いらない自信ですが(笑)
ただ、戻りたいとは思いません。
100キロあった頃は身体も重たかったですし、それが原因でわたしは右膝の半月板を損傷し、外側の半月板がありません。
それに以前記事にも書いた反応性低血糖の症状も正直不快なものですから起きて欲しいとはもちろん思いません。
【体験談あり】 この症状が出たことがある人はすぐに糖質制限を…反応性低血糖症に注意
さらに親が糖尿病になった。
好きなものを好きなだけ食べる生活を送り続けていれば何年後になるかはわかりませんが、遠からず糖尿病になることは考えなくてもわかりますよね( ̄▽ ̄;)
他の人はどうかわかりませんが、わたしの場合はこれだけ材料が揃っているので、多少我慢する食生活を送る時期があったとしてでも健康な時間を長く過ごしたいわけです。
糖尿病になるとろくなことはない
ちょっと書き方が過激かもしれませんが、本当にいいことなどありません。
まず、糖尿病が発覚した時点で、それまでの間に高血糖状態が続いていたわけですから、まず合併症の疑いが出ますから検査は必須です。
そして合併症が起きていればその治療に関しても気を配らなければなりません。
早いうちに気が付けたといえばそうですが、程度は違えどやはりショックは受けるものでしょう。
また、血糖コントロールをしなければなりませんからそれこそ好きなものをすきなだけ、なんて食べられません。
量を調節すれば可能な範囲なものもあるでしょうが、満足のいくだけの量は食べることは出来ないでしょう。
そうなると自分で普段からある程度でも節制しているのとは全く訳が違ってきます。
自分から節制している場合は、たまの息抜きや付き合い、旅行などのイベントの時などには羽目を外すことも出来ますが、糖尿病になっていればそれもできません。
命の危険を覚悟してまで食べると言うならまあいいかなとは思いますが、逆に言えばそこまでしないとダメとも言えます。
そんな状態になりたいですか?と言うお話ですね。
糖尿病になれば取れる選択肢としては大きく2つあると思います。
- 薬物による調整
- 糖質制限による調整
どちらがどうではありませんが、糖尿病を悪化させたくないなら糖質制限を選ぶほかありません。
はっきり言って薬物による調整は体に負担を強いることになりますし、万が一の飲み忘れなどがあったときに危険です。
となると、好きか嫌いかとかやりたいかやりたくないとか言う選択肢も選べず、やらざるを得ない、ということになりますよね。
病気になって仕方なくやらざるを得なくなった、というのと、あらかじめそうならないように普段から気をつける、とではやってることは全く同じでも本人の受け取り方が全然違ってきます。
メンタル的な負担も違うでしょうし、やりがいや取り組む姿勢も全く違ってくるでしょう。
わたしはなってからやるくるいなら、ある程度先回りして自分の意思で調整しながらやりたいと思います。
糖尿病は治らない
そして糖尿病は治りません。
これは以前に記事にしました。
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糖尿病は治るのか治らないのか
糖尿病というのは厳密に言えば病気と言うよりは体質の変化と捉えた方がよく、その変化した体質は元に戻りません。
例えが適切かはわかりませんが、エイズにかかったようなものと思った方がいいでしょう。
エイズには免疫不全症候群と名前がついていますが、糖尿病は糖代謝不全症候群と言い換えても言い換えることができると思います。
糖尿病に対しての治療を行って、血糖コントロールが良好になった、という表現は多々耳にしますが、糖尿病が治りました、また糖質をとってもいいようになりましたよ! なんて話はとんと聞きません。
糖尿病になればその付き合いは死ぬまで続きますし、食事が密接にかかわってくることですから、1週間ほどお休みしようかな、とかもできません。
糖質をとれば血糖値が上がり、その血糖値を下げるすべを失ってしまったのが糖尿病なわけですから、食事を制限するか、インスリン注射などの薬物投与に頼るか、何しろ何らかの対策は打ち続けないといけません。
糖尿病になったから悪いとかなんとかというわけではなく、これだけ面倒なことが待っていますよ、という事実を認識しましょう。
気を付けていてもなるかもしれませんが、自分でならないようにする努力はできますから、私はならないようにしたいと思っています。
がちがちにやれというわけではない
ただ、修行僧のように厳しく厳格にやり、一度でも糖質をとったらだめだ!
なんてことはしなくても大丈夫です。
私だって普通に糖質は取ります。
お米もパスタもぱんも食べます。
お寿司は私の大好物です笑
ただ、食べ過ぎないようにはしますし、必要がなければ摂ることもありません。
間食も基本摂りませんし、飲みものは特に気を付けて糖質を避けるようにしています。
これでも太るときは太りますし、ふと食べ過ぎたときは血糖値の乱効果に振り回されることもあります。
私は自分がすでに糖尿病予備軍になってもおかしくないという生活を過去送ってきましたし、親も糖尿病になったので人よりそのあたりは敏感です。
親族の誰も糖尿病になっておらず、基本的に小食で炭水化物もあまりとりすぎない、そういったかたは何時も気にしなくてもいいかもしれません。
ただ、何かしら自分が糖尿病になってしまうかもしれないリスクを感じたのならば、日ごろから何か一つでも気を付けたほうがいいかもしれませんね。
まとめ
なんだかすごく長くなりました(^^;)
読むのがしんどかったかもしれません、ごめんなさい(笑)
ただ、一度は考えてみてほしい課題だとは思うんですよね。
好きに生きて好きに死にたい、なんてことを口にする人がいますが今の世の中死にたくてもなかなか死なせてくれませんよ(-_-;)
つらい状態が死ぬまで続くだけですから、できるなら健康に死んでいきたいものです。
皆さんが健康でありますように。
本日もご覧いただきありがとうございました。