こんにちは。
今日は米誌ベストダイエット・ランキング5位のVolumetrics(ボリュメトリクス)ダイエットについてお話していきたいと思います。
やり方や考え方は非常にシンプルなので、ちょっとダイエットが面倒な時に活用できるかも知れません。
ちょっと見ていきましょう。
Volumetrics(ボリュメトリクス)ダイエットとは?
Volumetrics(ボリュメトリクス)ダイエットとは、ペンシルバニア州立大学の栄養学教授であるバーバラ・ロールズが提唱したダイエット方法です。
英語のみですが、本も出ています→https://www.amazon.co.jp/Ultimate-Volumetrics-Diet-Science-Based-Strategies/dp/0062060651
Volumetricsとは、日本語で「容量測定」を意味します。
Volume + metrics
の二つを組み合わせた言葉です。
つまり、Volumetricsダイエットを日本語に訳すと「容量測定ダイエット」となります。
では、何の容量を測定するのでしょうか。
それは食事。
Volumetricsダイエットでは食事の容量、重さや密度に着目し、その中身を変えてしまおうという食事のアプローチ方法になるのです。
やり方を見ればわかりますが簡単に言えば半分置き換えダイエットのようなものです。
Volumetricsダイエットのやり方
Volumetricsダイエットのやり方は結構シンプルで、食事の内容を水分の多いものに変えることで総カロリーを減らし、ヘルシーな食事を実現し、減量を目指します。
面白いのは食事の禁止項目がないところ。
ただし、ポイントがあります。
それは水分。
普段の食事を水分量が多いものに変えることでヘルシーな食事を目指すのです。
要するにVolumetricsダイエットとはかさましダイエットや置き換えダイエットの仲間と言い換えることが出来ます。
水分の多い食品を選ぶことでカロリーを抑え、なおかつ満腹感を得られる、わかってしまえばとても簡単です。
Volumetricsダイエットでは、次のような水分の多いものがすすめられています。
- スープ(80〜95%水)
- 果物と野菜(80〜95%水)
- ヨーグルト(75%水)
- パスタ(65%水)
これらは水分量が多いため、カロリーが少なくたくさん食べれるので満足感も続きやすいですよ、ということですね。
もう少し細かく分類すると、Volumetricsダイエットは脂質制限+カロリー制限のダイエットと言えるでしょう。
Volumetricsダイエットの注意点
基本的にはこれらの食材を意識的に選んでいけば禁止している食べ物もなく、外食もOK。
お店もどこを選んでも構いません。
ポイントは水分量を多いものを選び、満腹感を感じつつ総カロリーを減らすこと。
満腹感に注目したのはすごくいいことだと思います。
ただ、個人的に一応気をつけておいたほうがいいかな? と思うところなあります。
それはタンパク質。
先程のおすすめ食材を見ればわかりますが、水分量が多いものにタンパク質が豊富なものは基本ありません。
ご存知だとは思いますが、タンパク質が豊富な食材は肉や魚、大豆やチーズ、卵など。
強いて言えば牛乳くらいでしょうか。
ですので、Volumetricsダイエットでの注意点はタンパク質の摂取。
ヘルシーな食事の最大の罠はタンパク質と言ってもいいかもしれません。
意識的に牛乳や大豆などを食べるように心がけるか、プロテインなどでタンパク質の不足を補うと良いでしょう。
まとめ
蓋を開ければシンプルなダイエットでした。
ベストダイエット5位の理由はやはりヘルシーさ、そして特定の食事の制限がないことによるとっつきやすさと続けやすさ。
ただ、裏を返すと油断したら効果が出ないのでそこは注意が必要。
スイーツもOKですからあなたが食べたければいくらでも食べてOKです。
なので禁止されてないからといって食べすぎないよに。
やりやすさで言えば確かにすぐに取り組めるので、軽くダイエットをしたい時などにやるのもいいかもしれませんね。