何をどう頑張っても全然痩せないあなたへ。国がお金を出してくれる裏技ダイエットがあります。

 こんにちは。

 

 今日はちょっと釣りタイトル気味ですが、国がお金を出してくれるダイエットを一つ紹介したいと思います。

 

国がお金を出してくれるダイエットってなに?

 では、早速ですがそのダイエットとは何でしょうか。

 

そのダイエットの名前は

 

腹腔鏡下スリーブ状胃切除術

 

といいます。

 

 これは、どういうものかというと、単純に胃を切り取ってしまいます( ゚д゚)

 

 具体的には胃の80%を切り取り、目的としては胃を小さくすることで物理的に食べる量を強制的に減らし、減量につなげる狙いがあります。

 

 腹腔鏡下スリーブ状胃切除術は2014年に国の保険が適用され、現在高額医療制度の対象となっています。

 

保険適用には条件あり!

 ただし、腹腔鏡下スリーブ状胃切除術を保険適用の上で受けるには条件があります

 

保険適用が可能な患者は

  1. BMIが35以上の高度肥満
  2. 半年以上の内科的治療でも減量効果がない
  3. 糖尿病、高血圧症、脂質異常症、睡眠時無呼吸症のうち1つ以上を合併

これらを満たす必要があります。

 

 条件満たしてないけどやりたい!という人も出来るには出来ますが、その場合は自由診療となるため、保険は適用できません。

 

 しかしながら保険適用以降、症例は急増し、2018年には国内の肥満症の手術はこの方式以外も含め、600例以上実施され、約50の医療機関が手掛けているのでお近くの病院でもしている可能性があります。

 

 お困りの方は探してみてはいかがでしょうか。

具体的な手順

 では、具体的に手術を受けるまでの手順を紹介します。

 

 今回は関西医科大学の資料を参考にしています。

 

参考:http://www3.kmu.ac.jp/surg/ob/_userdata/Sleeve%20pamphlet%203.4.pdf

 

まず、患者は初めに入院する必要があります。

検査を適切にまとめて受けるために1泊2日の検査入院が必要で、入院費用は7万2千円となります

 ということで、最初は1泊2日の検査入院から始まります。

 

 その後、月に2回の通院を通じてカウンセリングや運動療法などを通じて減量に臨みます。

 

 この時、かなりの数の専門家が患者につきます。

  • 内科医
  • 臨床心理士
  • 管理栄養士
  • 健康運動指導士
  • 外科医
  • 麻酔科医
  • 看護師
  • 医療ソーシャルワーカー

などですね。

 

 その後半年を経てダイエットが成功しないようなら、保険適用の上で手術を受けることになります。

 

 ちなみに費用は以下の通り。

 

 

 ここから高額医療費制度が適用され、自己負担限度額を超える分はのちに返却されることになります。

 

 

 大体は最後の手術費用がかなり減額されることになるでしようから、ざっくりとした概算でいけば総額で大体20万円くらいで受けることができると言えます。

脳にまで変化が?胃がなくなることによる不思議な現象

 胃を小さくしたからって、結局食べるやつは食べるでしょ、、、

 

 という意見があるかもしれません。

 

 ただ、驚くべきことに胃を小さくすると、脳にまで影響が出るようなのです。

肥満手術を受けた患者は「空腹感だけでなく、絶え間なく続いていた食欲までなくなりました」と話した。さらに驚くべきことに、食べ物の味が変わったと言う。

マサチューセッツ総合病院で肥満を研究しているカプラン医師は、「先生は私の脳を手術したわけではないですよね? 食べ物に対する欲求みたいなものがなくなったんです」と語った患者の例を教えてくれた。油っこいものや甘いものを好んでいた患者が、術後に「サラダを食べたい」と言い出したこともあった。

ミシガン大学の獣医師であるディミック医師も、同じ経験をしていた。肥満手術によって90kgの減量に成功したある女性は、手術前「ピーナッツバターカップを食べることは、私にとってオルガスムのようなものです。脳が喜ぶんです」と言っていた。しかし、現在の彼女は「あれはただ、ピーナッツバターとチョコレートです。それ以外、何か特別なものではありません」と述べている。

引用:https://courrier.jp/news/archives/75616/

 

 このように、食欲が減るだけでなく、食の好みまで変わるようで、記事中の方は90キロもの減量に成功したということです。

術後の生活習慣も大事

 とはいえ、さすがに根本的な生活習慣の改善ももちろん必要。

「手術さえ受ければ、それだけでやせられると考えている人には向かない。手術で胃は小さくなるが、その後の体重を適切に維持するには、食事や生活のコントロールが必須だからだ。そのため、当院では、術前にメディカルソーシャルワーカーや、栄養士による綿密な面接、カウンセリングを行って、減量に対する十分な知識を持ち、生活改善が可能と判断できる人にのみ手術を行っている。すべてのスタッフが説明にかける時間は、合計6時間以上にはなる」

 

 とあるように、術後に徐々に生活習慣が原因で元に戻らないように、カウンセリングなどできちんとした生活習慣を遅れるようにすることも大事なようです。

 

まとめ 

まとめ 今回の方法はどちらかというとダイエットというより、減量の治療と言う言い方が正しいかもしれません。

 

 他にも胃にキャップをつけて胃の入り口を狭くして食欲を抑える方法などもあります。

 

 なにをどうしても痩せることができない、誰かが協力してくれても継続することが出来ない。

 

 そう言った方は一度検討するのもありかもしれませんね。

 BMI35以上というのが壁ですが、、、(^◇^;)

 

 BMI35以上とは、身長が170センチであれば体重101.1キロ以上となります。

 

 なかなか保険適用で受けるのは難しいかもしれませんね( ̄▽ ̄;)

 

 皆さんが健康でありますように。

 

 本日もご覧いただきありがとうございました。

  • この記事を書いた人

bisha

ダイエットにちょっと詳しい人。 過去にレコーディングダイエットで10キロ、糖質制限ダイエットで10キロやせた経験あり。 主にダイエットに役に立つ情報をお届けしていきます。

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