こんにちは。
皆さん最近ストレスはため込んでいませんか?
ストレスがたまると体に色々な異常が表れてきます。
私は体に蕁麻疹(じんましん)が出ちゃうようです( ̄▽ ̄;)
その中でも逆流性食道炎は結構つらい症状。
ですが、逆流性食道炎の方も糖質制限でマシになるということです。
さっそく見ていきましょう。
逆流性食道炎とは
逆流性食道炎とは、胃の中で胃液と混ざり合った食べ物や胃液そのものが食道に逆流する病気です。
胃液は強い酸性のため、食道に逆流すると、食道の粘膜を刺激して食道の粘膜がただれたり、潰瘍ができたりします。
出現頻度の高い順で記載すると以下のような症状があります。
- 胸のあたりが熱く、ひりひりとしみるような胸焼け症状
- すっぱいものがこみ上げる症状(呑酸(どんさん))
- 食べ物を飲み込むときにつかえる(嚥下障害(えんげしょうがい))
- 食べ過ぎた時や脂っこいものを食べた時に不快感がある
- のどのイガイガが継続し咳がよくでる
- 声がかすれる
逆流性食道炎の原因は3つほどあり、
- 下部食道括約筋の機能の低下
- 胃酸の過剰分泌
- 腹圧の上昇
以上の要因が上げられます。
この中で胃酸の過剰分泌がストレスによって引き起こされることがあり、
それに加えて、姿勢による腹圧の上昇、単純な食道括約筋の機能低下によって慢性的な逆流性食道炎になるケースがあります。
食道括約筋の機能低下や姿勢による腹圧の上昇については、
- 食道括約筋 → 横隔膜を鍛えて閉まりやすくする
- 腹圧の上昇 → 前かがみの姿勢などをしないようにする
などの対策があげられます。
余談ですが一度緩んでしまった下部食道括約筋は鍛えることが出来ないそうで、横隔膜によって補助してあげるのがよいそうです。
さて、胃酸の過剰分泌の話にもどりますが、胃酸の過剰分泌の原因にはもちろんストレスも大きな要因ですが、食べるものによっても大きく変わります。
基本的には糖分と塩分が過剰なものは控えるというのが王道です。
糖分や塩分が過剰なもの、つまり濃いものはそれを薄めるために胃液が過剰に分泌され、また胃の中に居続ける時間(滞留時間)が長くなるため胃に負担をかけてしまうという理屈です。
そして糖質制限が以下にこれに関わってくるのか、というところですが、それは滞留時間です。
炭水化物は胃によくない?
実はお米やおそば、あるいはパスタなどの炭水化物類は脂質に比べて消化が非常に悪く、胃に居続ける時間は脂質などよりも炭水化物の方がはるかに上です。
「炭水化物が人類を滅ぼす」
の著者である夏井睦医師によると、
お酒で酔ったり、または体調不良などの方が吐いてしまったものの中味をよく見るとほとんどは炭水化物だそうです。
逆にお肉の肉片や魚の残骸などはほとんど見られず、見られてもほとんど解けてしまっているとのこと。
このことから夏井医師は炭水化物は消化に良くなく、胃に負担をかける食べ物だとしています。
また、風邪などを引いたときにご飯をおかゆにして食べることなどがありますが、おかゆにしても結局のところ消化にかかる時間にはそれほど大差がないそう。
このことから炭水化物を摂らずに日常生活を過ごす糖質制限をすることによって、胃の負担を減らし、逆流性食道炎の症状が抑えられる、または治ると考えられています。
100%の効果を約束するものではない
ですが、一つ認識しておいていただきたいのは必ず治るものではないということ。
糖質制限から得られる逆流性食道炎の効果は
胃の中の内容物の滞留時間を減らして、胃の負担を軽減すること
のみです。
人によっては全く効果がない人もいます。
逆流性食道炎の原因は先にあげた通り、それだけではありません。
ですので、もし糖質制限をしても逆流性食道炎が治らないようであれば他の対策を打つことをお勧めします。
糖質制限以外でお勧めできる方法があるとすれば横隔膜を鍛え、食道括約筋の補助をしてあげることだと思います。
簡単なトレーニングやストレッチがこちらに載っているので、よかったら取り組んでみてください。
https://style.nikkei.com/article/DGXKZO31202560R30C18A5W10600/
まとめ
によっては「なんだ詐欺じゃん」と思う内容だったかもしれません。
ですが、実際に私の前の職場の女性がストレスからくる逆流性食道炎にいつもかかっていて、その人に一度夜に炭水化物を抜くように勧めたところ症状が出なかったと言われました。
ですのでやはり一定の効果は見込めるものなのだと思います。
ただ、根本的な問題を解決することがやはり一番だと思いますので、慢性的な逆流性食道炎にかかっている方は専門医と相談しながら治療していくのが一番でしょう。
皆さんの糖質制限がうまくいきますように。
本日もご覧いただきありがとうございました。