こんにちは。
今日はエンプティーカロリーについての正しい知識。
勘違いしている人ももしかしたら結構いるかもしれないので、一度ちゃんとおさらいしておきましょう。
エンプティーカロリーについて
早速ですが
エンプティーカロリーって何?
というところ。
エンプティーカロリーは訳すと
エンプティー → 空っぽの
カロリー → カロリー
となります。
「空っぽのカロリー」
の空っぽとは、カロリーそのものではなく各種栄養素が空っぽという意味。
ビタミン、ミネラル、アミノ酸などですね。
そういった意味から日本ではもちろん、アメリカでも多量のエンプティーカロリーは健康を害するとされています。
お酒やお菓子、ジャンクフードなどに代表され、カロリーばかりが高くて大事な栄養が足りていないのでこれらを摂りすぎると新型栄養失調にもなります。
また、エンプティーカロリーは別名を
ディスレクショナリーカロリー
とも呼ばれています。
ディスレクショナリーとはここでは
「任意の」
とか
「自分の判断で好きにできる」
という意味になり、本来は必要な栄養を食事で摂った後にまだカロリー的に余裕があるなら好きにしてもいいよ、というおまけやご褒美のカロリーとしての意味になります。
たとえば、1日あたり2,200カロリーを摂取するとした場合、約290カロリーがディスレクショナリーカロリーに割り当てられるとなったりします。
ただ、これは反対の意味で言えばそのカロリーは一番最後に余裕があれば摂るべきであって、主食に回したり、主食を摂る前に食べるようなものではないよ、という警告とも取れます。
大学教授の壺と石の話と同じですね。
本当に必要なものを先に摂らないと後からは入れることができないよ、という話です。
エンプティーカロリーによくある誤解
エンプティーカロリーに一番多い誤解が一つあります。
それは、エンプティーの意味を誤解して
「 ”カロリーが” 空っぽ」
と思っている人がたまにいます。
これはいくら食べてもいいよという誤解につながります。
この誤解を生んだのは最初にエンプティーカロリーが知られ出したのがお酒にまつわる話だったからだと思います。

なんて誤解が広まったためにいまだにエンプティーカロリーとは、実質的にはカロリーがないという意味だと考えてる人がいるようです。
これはタモリさんが言っていて、私が検証で記事も出しました。
結論としてはタモリさんのした検証は結局一日のカロリーに収まっているので太らないのは道理、となりました。
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タモリさんは食事をほとんど食べずに検証していましたが、実際は食事もします。
そうなるとオーバーカロリーになり勝ち気味で、太るのは必然。
エンプティーカロリーが実質0カロリーなんていうのは大きな間違いなのです。
ちなみに、サンドイッチマンの伊達さんも「0カロリー理論」なんて言ってますが、まああれは洒落なので気にしないでOK(笑)
あの食品も実はエンプティーカロリー食品の仲間入り
エンプティーカロリーと呼ばれる食品で代表的なものは
- お酒
- お菓子
- ジャンクフード
- ケーキ
- 砂糖
などです。
何となく体に悪そう、というイメージがわきますよね(笑)
ただ、実は知られていない皆さんがよく食べている食品もエンプティーカロリーとされているのです。
それは白米、そして白いパン。
意外だったですか?
そう、白米や白いパンは精製されすぎていて、糖質の多さに比べて栄養がほとんど含まれていないのです。
もちろん0ではないのですが、糖質が多く血糖値が上がりやすい割にそこに含まれる栄養は足りていないというのが本当のところ。
そのため、白いご飯、白いパンを食べすぎている人は他のおかずでしっかりと栄養を補ってあげるか、玄米や全粒粉パンなどに切り替えた方がよいのです。
まとめ
エンプティーカロリーは糖質制限中ではお酒に一番気を配りたいところ。
砂糖が使われているお菓子や、パンはもちろん食べないですしから、残るエンプティーカロリーはお酒、後はマーガリンなどのあまり良くない油も含まれます。
マーガリンなどはバターやオリーブオイルなどに変えることで良い油に変えておくのがいいでしょう。
完全無欠コーヒーなどを飲むときにもグラスフエッドバターとか使いますしね。
お酒は飲み過ぎだけ本当に注意です。
自戒を込めてます笑
皆さんが健康でありますように。
本日もご覧頂きありがとうございました。