こんにちは。
ダイエットをしている方で特に美容目的の方に多く聞かれるのが、
- 足を細くしたい
- お腹周りをほっそりと
- 二の腕だけをどうにかしたい…
なんていう特定の部位の脂肪だけを減らす「部分痩せ」ですが、果たしてそんなことが出来るのでしょうか。
今日は「部分痩せ」のお話
食事制限などによる部分痩せは基本的に不可能
早速結論から入ってしまいますが、食事制限などで行われるダイエットでの部分痩せは不可能です。
その理由としては人間の体質として
- どの部位に
- どの順番で、あるいはどんなバランスで
- どれくらい脂肪を付けるのか
ということは決まっていて、逆に痩せていくときはその順番を逆にたどっていく形になります。
お腹が最初につく人はお腹が最後に減る、という具合でついていく脂肪の付く順番、減っていく順番はすでに決まっているので、その仕組みに横入りしていって、

なんてことはできないのです。
あくまでも自然に決まっているものですから、それに従うしかないのです(^_^;)
トレーニングを活用した「部分締め」ならOK
ただ、そこで終わりでは面白くありませんので、一ついいお話をお伝えしておきます。努力はいりますが、部分「痩せ」ではなく、部分「締め」は可能です。

ってなるかもしれませんが、「締め」というのは端的に言えば筋トレをしてその部分を鍛えて、刺激を与えることによって意図的に部分的な体の変化を起こすと思ってもらえればOKです。
チキンレッグから見る体の応答性
そんなことが出来るの?ってなるかもしれませんが、全然可能です。
食事制限などでの部分痩せが体の仕組み上不可能なのと同じように、トレーニングによる部分締めは逆に体の仕組み上可能なのです。
例えばチキンレッグという言葉を聞いたことがありますか?
これは割と悪口として使われることが多いのですが、トレーニングをされている方で胸や肩、背中といった上半身のトレーニングばかりをして、スクワット、レッグプレスといった下半身のトレーニングをほとんどしないといった、いわば「トレーニングの偏食をしている」人の体つきを揶揄(やゆ)したものなのです。
上半身のトレーニングばかりをしているために上半身は大きくなり、筋骨隆々になりますが、その反面足は普通の人と同じか、それより少し太いくらい。足をほとんど鍛えてないから一般人と同じくらいの筋肉しかない、当たり前ですよね?
そうなると画像のニワトリのように、上半身は大きく足は細いというアンバランスな状態になってしまいます。これも体の仕組み上そうなるようにできているのです。筋肉が付く付かない、というのは体のストレス応答反応なためです。
トレーニングというのは、体に対して普段持たないような重さのダンベルなどを持つことによって「このままじゃ次に同じ負荷がかかった時に耐えられないぞ」と思わせることによってそれに耐えうる筋肉を必要に応じてつけさせることが出来ます。ですので、部分締めも同じ理屈でそれが可能となります。例えばですが、二の腕を細くしたいというのであれば端的にダイエットをして体重を減らすのではなく、二の腕にある筋肉である上腕三頭筋を鍛えることでそれが可能になります。
メニューでいえば、キックバック、フレンチプレスなどのトレーニング種目などを継続的に行えばOKです。
やり方は以下のサイトを参考にしてみてください
https://www.konami.com/sportsclub/method/fitness/ninoude.html
女性はかなり筋トレを頑張ってもムキムキになることはない
部分痩せを目指している方は女性が大半ですので、これは女性に向けてのメッセージですが、トレーニング内容として、タオルを使ったトレーニングや、ペットボトルなどをつかった軽い負荷のトレーニングは効果が薄いです。かなりしっかりやれば効果は出ますが、おそらく長続きしませんし、非効率です。
部分締めをしたいのであれば高い負荷、つまり重い重量を使った方がよっぽど効果的で効果も早く実感できます。(もちろんケガをするほどはダメです)

なんて心配もあるかもしれませんが、女性がムキムキになろうとおもったらその道のプロレベルまでしないとはっきり言って無理です。これも女性の体の仕組み上そうなっているもので、脂肪を蓄えやすい丸みを帯びた体に女性の体というものはなっていきます。
男性の場合は痩せていくだけでシックスパックが見えてきますが、女性は縦にほっそりとした線が入るだけ、シックスパックが見えている女性なんてアスリートの人くらいです。ですので、二の腕や足なども同じ理屈で、素人の方がかなりハードにやったと思っても全然太くなりません。
むしろそれくらい追い込んでやった方がきっちり締まった体になり、理想的な体系を手に入れることが出来ます。部分締めを行うときは優しいトレーニングではなく、少しつらくてもきっちりとしたトレーニングを行うようにした方がいいと思います。
どうすればわからない方や一人で続ける自身がない人は【RIZAP WOMAN】 などのパーソナルトレーニングを活用することをお勧めします。
まとめ
部分締めを超えると部分肥大にまでなっていきます。
アームレスリングの選手などは利き腕が反対の腕の2倍はあります。
下の画像はドイツのアームレスリングのチャンピオンですが、2倍どころの騒ぎじゃないですよね( ̄▽ ̄;)
ちなみにこれはコラ画像とかではなく、本当にこんな腕してます(^_^;)
ここまで行くとあれですが、人間の体の応答性というものをうまく活用出来れば部分締めは全然可能です。
ただ、バランスには気を付けてくださいね。
筋トレってはまると楽しくなっちゃってついついやりたいトレーニングばかりしちゃうものなので(^_^;)
皆さんのダイエットがうまくいきますように
本日もご覧いただきありがとうございました。
女性専用パーソナルトレーニング【RIZAP WOMAN】