こんにちは。
今日はコルチゾールについてのお話。
コルチゾールについては以前にお話させていただきました。
コルチゾールは適切な量は絶対にいるのですが出過ぎると意味もなく血糖値が上がったりもしますが、
その時に同時に筋肉が分解されたりします。
筋肉をつけたい方にとってはまさに一大事!
ということで、今日は筋肉が分解されるという部分を防ぐためにやめるべき3つの習慣をお教えしたいと思います。
筋肉が分解される3つの悪習慣
筋肉が分解されてしまうコルチゾールを出してしまう悪習慣は次の3つ。
- ストレス過多の仕事、生活
- 糖質過多の食事習慣
- アルコールの飲みすぎ
実はこれらの理由はそれぞれ原因が違います。
コルチゾールの過剰分泌が体によくないことを知っていても原因が一つでないことをしている方はなかなかいないのではないでしょうか。
順番に解説していきます。
ストレス過多の仕事、生活
まずはストレス過多の仕事、そして生活。
これの原因は本人が感じる、感じないにかかわらない身体的、精神的なストレスです。
コルチゾールはストレスホルモンと呼ばれるくらいですから、一番メジャーでよく知られているのはストレス。
以前の記事でも書きましたが、ストレスとは自然界で言うところの命の危機。
トラやライオン、あるいは熊などの大型の肉食獣が近くをうろついている、あるいは自分を発見して今にも襲い掛かってきそうな時を想像するとわかりやすいでしょう。
脳はいちいち脳の原因を理解していませんから、
嫌な上司と話しているとき、
異性との関係がうまくいかず悩んでいる時、
トラやライオンに出くわした時、
それらの違いが判りません。
本来の原因がなんであれ、そういったストレスに日常的にさらされていると、体も神経も休む間がありません。
そのため通常よりもコルチゾールが分泌されやすく、筋肉をつけても分解されやすい状態になってしまうのです。
糖質過多の食事習慣
次に糖質過多の食事習慣。
糖質過多の食事習慣がなぜコルチゾールを分泌させる原因になるかというと、血糖値の乱降下による低血糖状態にあります。
低血糖状態にあるとき、糖質を摂らないとコルチゾールが血糖値を上げるために分泌されます。
この時、ストレスのありなしは全く関係ありません。
これがコルチゾールが分泌されてしまう第2の原因です。
これを防ぐためには血糖値の急激な上昇を抑えること。
血糖値を急激に上がるのを防ぐのであれば
- 糖質制限を行う
もしくは
- 低GI食品を摂る、ベジファーストを心がける
などをして血糖値をそもそも上げないようにするか、血糖値の上がりかたを緩やかにして、血糖値の乱降下を防ぐしかないでしょう。
ついでに言うと糖質過多の食事の場合、大概の場合はミネラルやビタミンも足りていないことが多いので、体調不良やイライラの原因にもなるのでそういった意味でも注意です。
アルコールの飲みすぎ
最後はアルコール。
ずーっと繰り返し言ってますが、アルコールの飲みすぎにいいことはありません。
コルチゾールはアルコールの摂取によっても分泌されます。
これが3つ目の原因ですね。
また、アルコールを摂取することによって、
- 男性ホルモンのテストステロンの分泌の減少
- 筋肉の合成をうながすmTor(たんぱく質キナーゼ)の減少
などの減少も同時に起こりますので、筋肉にとってはアルコールはほぼ害でしかないといっても過言ではありません。
コルチゾールの過剰分泌ばかりしていると…
後、これはおまけですが、コルチゾールの過剰分泌が多いと副腎疲労と言って、きちんとしたホルモンの分泌が出来なくなります。
そうなると、虚脱感や疲労感といった日常的なやる気が全然起きなくなるといったことにもなりかねません。
副腎疲労には良質なたんぱく質に脂質、それにビタミンB群や鉄や亜鉛といったミネラルを補給し、上にあげた3つの習慣を見直すことでかなり改善が出来ると思います。
もし、日常的にいつもつらい、しんどいといったことが起きている方は副腎疲労が起きているかもしれません。
この機に生活習慣の見直し、栄養の見直しをしてみてはいかがでしょうか。
まとめ
ぶっちゃけ今の時代、ストレスを感じずに生きていくとかよほどいい環境がそろっていないと無理です。
ただ、出来るだけストレスの素から離れたり、ストレス自体を忘れるようにすることは意識すれば出来るかなと思います。
私はストレスにさらされ続けた結果、わりと投げやりな感じの性格になりました。
よほどの理由がなければ固執しないようにしたのです。
それでもまだまだできていないので、これからもストレスから離れるようにしようと思います。
目下の課題はお酒ですね(^_^;)
ちょっと頑張ります( ^ω^)・・・
といったところで今日はここまで。
本日もご覧いただきありがとうございました。