

こんな人へ向けての記事。
こんにちは。
今日はタイトルの通り、普通の風邪や体調不良とコロナなのかどうかの自己診断基準を聞いてきました。
といってもインタビューしたとかじゃなくて、つい先日私自身がちょっと調子が悪く仕事を早退して病院に見に行ってもらった時に聞いた話です。
もちろん自己診断だけでは危険なのですが、むやみやたらとパニックになるのもよくありません。
ぶっちゃけ病院や患者さんに迷惑です。
最後の専門的なところは医師に任せるとして、
まずは
- 37.5℃以上の熱が出ている
- 原因不明の体調不良などがある
- ここ最近人が密集するところに長時間いた覚えがある
こういったところに加えて、「もしかして・・・?」と思った時にある程度の判断基準として覚えておいてください。
病院で聞いたコロナの自己診断基準3つ
私が病院でお医者さんから聞いたコロナの自己診断基準は3つ。
- 息苦しさを感じる
- 咳が1週間以上続いている
- 味覚、嗅覚がおかしい
順番に解説していきます。
コロナの自己診断基準その1 息苦しさを感じる
まずはこれ。
あまり言われていない気がします。
新型「肺炎」というくらいですから、今回のコロナウィルスは呼吸器系にダメージを与える病気。
重症化すると人工呼吸器が必要になっているのは皆さん知っていますが、初期症状としても息苦しさは出ます。
コロナ感染者は血中酸素飽和度が低い
これが病院で言われたことで一般にはあまり知られていないと思うことなんですが、コロナ感染者は血中酸素飽和度が低いとのこと。
私も先生から言われてこの時初めて知りました。
血中酸素飽和度とは、その名の通り血液中の酸素の量の事でSpO2とも呼びます。
これが正常値であれば100~96%なのですが、それ以下、つまり95%とかを下回っていると要検査となるようです。
私のかかった先生は96%とかでも注意した方がいいということでした。
そこで一番気になったのは無自覚感染者の人でもこの値だけは悪くなっていることがあると言っていたこと。
つまり、逆に言えばここをこまめに調べておけばコロナであるかの判定がより正確に行えるということ。
特に若い方はなんだかんだで元気ですから息苦しいといっても持ち前の体力でなんとかしてしまうから気づかないこともよくあるでしょう。
そのため、この血中酸素飽和度をこまめに調べておくと、万が一コロナにかかってしまった時の対応が早く行えるので感染者を減らすことにも自分自身の身を守ることにもつながるといえるのです。
ただ、この血中酸素飽和度調べるにはパルスオキシメーターという装置が必要なのですが、一般家庭にはないから判断しづらいよね・・・と先生は言ってました。
調べてみると一応家庭用にもあるようなので、こういった事態以外ではあまり必要はないかもしれませんが若い方や若い方がご家族におられる方人は転ばぬ先の杖として買っておくのがい
いかもしれません。
また、空気清浄機などで帰宅後に衣服についたりしたウィルスを除去することも有効な手段といえるでしょう。
コロナの自己診断基準その2 咳が1週間以上続いている
これも同じく呼吸器系の症状。
電話で時間外診察の予約を入れたのですが
- 電話対応の事務員さん
- 対面で看護師さん
- 対面で医師
それぞれ都度都度3回、なんどもしつこいくらいに咳が出ていないか、咳がでていないか、と同じことを聞かれました。(引継ぎが適当だっただけかもしれないけど(^_^;))
やはり呼吸器系の症状として咳が止まらない、1週間以上続いていて収まる様子もない。
熱が出ていなくてもこの症状だけでも他の要因を考えつつも一旦はコロナの疑いは持った方がいいと思います。
重症化してからでは助かる可能性も少ないので、特効薬はまだありませんが初期症状のうちに医師に診てもらうのがベストです。
コロナの自己診断基準その3 味覚、嗅覚がおかしい
これはもう皆さんご存知。
プロ野球選手の藤浪選手の件で一気に有名になりました。
ただ、まあ、なんというかその感染ルートはちょっとお粗末なものだったようですが・・・( ̄▽ ̄;)
→ コロナを名乗り出て評価された阪神・藤浪晋太郎投手に悪夢 なぜ翌日には「乱交パーティーかよ!」とバッシングされたのか!?
しかし、この件で世間にコロナの症状として味覚、嗅覚についての認識が広まったのも事実。
イタリアからの報告によると新型コロナ患者59人のうち、20人(33.9%)で嗅覚異常または味覚異常がみられたとのことです。
特に若年者、女性ではこれらの症状がみられる頻度が高いようで、熱や咳などの症状が出ていない方でもこの症状に心当たりがあれば検査をした方がいいと思います。
海外にいっていたなどコロナにかかるような心当たりがある人は一度相談を
コロナのような疑いのある症状が出るとともに密集したところにいたとか海外に行っていた時期があるという人は接触者相談センターに相談することをお勧めします。
症状やこれまでの状況を説明し、コロナの疑いがある場合専用の「帰国者・接触者外来」を紹介してくれます。
正直自分はかかったから他人はどうでもいいというのではなく、少しでも感染拡大を防ぐために疑わしい場合はここに相談することを強く勧めます。
どのみちコロナだった場合、保健所に通報されますし、隔離必須なので事前に相談しておくのがベターです。
まとめ
ポイント
- コロナの症状は風邪のような症状に加えて以下の要因をプラス
- 息苦しさ
- 血中酸素飽和度はパルスオキシメーターで測れる
- 無症状でもこの値でわかることも
- 咳が1週間以上収まらない
- 嗅覚、味覚がおかしく感じる
- 息苦しさ
- 症状に加えて海外に出ていたなど心当たりがある人は接触者相談センターに相談を
私も正直「万が一コロナだったら・・・」と思っていましたが、咳や熱、血中酸素飽和度などの項目が全てコロナの症状から外れており、コロナではないと診断され安心しました。
時間はかかってもきちんと正確に診断してほしい場合は1日~2日程度結果が出るのに時間がかかるそうなので、可能性も極めて低いとのことでやめておきました。
今、この記事を書いている状態でも特に咳や熱、息苦しさは感じていません。
皆さんの中で調子が悪く、こういった症状が表れている方はすぐに病院に相談してください。
皆さんの健康を願っています。