こんにちは。
そろそろ秋ですね。
秋といえば栗がおいしくなる季節。
今日は栗の糖質や成分について知っておきましょう。
栗の種類と糖質
栗の糖質についてですが、私たちが食べている栗は大きく3種類あります。
それは日本栗と中国栗。
日本栗はごろっと大きな実が特徴で和食によく使われています。
中国栗は甘栗とよばれて、小ぶりで甘味が強いのが特徴で天津甘栗などが有名です。
ヨーロッパ栗というものもありますが、ほとんどはマロングラッセにされて販売されていますので、生のものや味付けがされているものはほとんど市場には出回りません。
ですので日本栗と中国栗(甘栗)。
この2つの糖質を抑えておけばOKです。
日本栗の糖質
日本栗の糖質は100ℊ当たり32.7ℊです。
栄養素のうちの1/3が糖質とかなり高くなっています。
日本栗1つあたりの重さは大体15~20ℊですので、
一つ当たりの糖質はおよそ5ℊ~6.6ℊ。
スーパー糖質制限ですとせいぜい2個まで(糖質約10~13ℊ)が限界です。
ロカボであっても3~4個(糖質約15~24g)までにしておかないと他の食品の糖質も考えると糖質オーバーになってしまいますね。
ただし、カロリーは100ℊ当たり167kcalとのことですので、脂質制限をされている方には栗はいいかもしれません。
中国栗(甘栗)の糖質
中国栗の糖質は100ℊ当たり40ℊです。
日本栗よりもさらに糖質が高く、栄養素のうちの40%が糖質です。
甘栗1つあたりの重さは大体5ℊですので、
一つ当たりの糖質はおよそ2ℊ。
スーパー糖質制限だと5個(糖質約10ℊ)食べると他のものはかなり我慢しなければなりません。
ロカボでも同様に10個(糖質約20ℊ)程度が限界でしょう。
カロリーも日本栗と比べて222kcalと高めですので注意。
糖質制限中に栗を楽しみたいのであれば小ぶりな甘栗を少しつまむ程度にしておくといいでしょう。
加工品にも注意
栗で売られていて皮をすでに向いているものもありますが、それらは食べやすいので特に注意が必要になります。
「甘栗むいちゃいました」とかはいい例ですね。
ただ、小袋タイプのものは内容量が35ℊ程度。
糖質はおよそ12.7ℊですので、ちょうどいいかもしれません。
また、当たり前ですが、甘露煮やマロングラッセは甘ったるく加工されていますから、糖質制限中は厳禁としておきましょう。
甘露煮の糖質は1個当たり約10.8ℊ
マロングラッセの糖質は1個あたり約23.2ℊ
マロングラッセであれば1つ食べればそれだけで糖質オーバーです。
くれぐれも気を付けましょう。
まとめ
美味しくて甘ーい栗。
嫌いな人はほとんど見かけない秋の味覚ですが、糖質については木の実の中でも最強クラスの糖質量を誇ります。
ただ、食物繊維が豊富であったり、ビタミン、ミネラルも豊富ですので、糖質制限中でない方にはお勧めの食品です。
低カロリーですので、お菓子の代わりに栗を食べるとカロリーオーバーになりにくいと思います。
糖質制限には向いていない栗ですが、一つくらいなら秋の味覚として楽しんでもいいかもしれませんね。
皆さんの糖質制限がうまくいきますように。
本日もご覧いただきありがとうございました。