こんにちは。
糖質制限には有名なもので
- スーパー糖質制限
- ロカボ
- 金森式
のように色々と種類がありますが、
カーニボアダイエット
というものはご存知でしょうか。
知っておくことで選択肢の幅となるかもしれませんので、ぜひ読んでみてください。
さっそく見ていきましょう。
カーニボアダイエットとは
カーニボアとは英語です。
意味は
- 肉食(性)動物
- 食肉[食虫]植物
- 肉を食べるのが大好きな人◆ユーモラスな表現
となっていて、主に肉食動物を表す言葉のようです。
似たような言葉ではカーニバル(謝肉祭)、カニバリズム(人肉嗜食)などがありますね。


そこから転じてカーニボアダイエットとは、ベースは糖質制限と同じでありながら、そこからさらに野菜、植物性たんぱく質を抜いて、動物性たんぱく質と脂質のみで生活するダイエット法です。
まさに肉食ですね。
ちなみに「カーボニアダイエット」ではありません。
「カーニボア」が正しい名前なので間違えないようにしてください(^_^;)
そして一日の糖質量は10ℊ以内とスーパー糖質制限よりも厳しい糖質制限になります。
野菜類、植物性たんぱく質を抜きますからキノコ類などもNG。
他にも人工甘味料、低脂肪牛乳やプロセスチーズ、また、肉類はOKといっても水あめなどを使っている市販のソーセージやベーコン、生ハムなどもNGとのこと。
使われている量はごくごく少量ですが、人工的なものが用いられたものは極力摂らないやりかたのようです。
このあたりは個人の好みによって分かれるところでしょう。
その理由として、イヌイットの食生活が上げられています。
イヌイットの食生活は1900年ごろまで狩りで得た動物や魚のみを食べるカーニボアであり、心臓病、ガンなどをはじめとする病気の発生率は極めて低く、虫歯もありませんでした。
しかしながら、1900年代から毛皮と引き換えにパンなどの糖質が生活に入ると同時に、食生活が変化し、糖質の摂取量が大幅に増加し、糖尿病をはじめとした様々な病気に悩まされるようになりました。
そういった意味ではカーニボアダイエットは本当の人間の祖先の食事をそのまま再現している食事と言えます。
カーニボアダイエットのOK,NG食材
カーニボアダイエットのOK食材、NG食材は以下の通り
OK食材
- 肉類
- ボーンブロス
- 魚介、甲殻類(貝類は糖質が多めなのでNG)
- 卵
- バター、ギー(インドのバター)
- 岩塩、海塩
- 水、スパークリングウォーター
- ナチュラルチーズ
- 生クリーム(乳製品からつくられた動物性脂肪のもの)
生クリームやナチュラルチーズは厳しめにやるときは除いた方がいいそうです。
また、
- 牛乳
- コーヒー
- 紅茶
に関しては飲みすぎに注意だそう。
特に牛乳は100mlで5ℊの糖質が含まれていますから、一番飲みすぎ注意です。
NG食材
- 砂糖、人工甘味料
- 炭水化物
- 果物野菜、きのこ類
- プロセスチーズ
- 低脂肪乳
- 低脂肪や植物性の生クリーム
- 水飴や化学調味料が使ってあるベーコン、ソーセージ、生ハム、プロシュートなど
- ソフトドリンク類(ダイエットコーラやエネルギードリンクもNG)
- その他上記のOK以外のもの
スーパー糖質制限と違うところは
- プロセスチーズ
- 人工甘味料
- 生クリーム
- ソーセージ
などもNGなところ。
特に人工甘味料がNGというのはかなり厳しいと思われるかたが多いのではないかと思います。
しかしながら得られる効果もやはり糖質制限と同じく絶大なものがあります。
カーニボアダイエットの効果
実践されていらっしゃる方の感想を引用すると
- 体重、体脂肪が減る
- 身体が引き締まる
- 肌が綺麗になる
- 体内がデトックスされる
- 思考が冴える
- 睡眠の質が上がる
- 食事の後もエネルギーに満ち溢れて動きたくなる
などの効果を感じているそう。
この効果は糖質制限とほぼ全く同じですね。
身体が引き締まる、というのは糖質制限では少し聞いたことがありませんので、もしかしたらカーニボアダイエット独特の効果なのか、実践者の方が同時に何か運動を取り入れてらっしゃるのかもしれません。
カーニボアダイエットのルール
糖質制限や金森式と同じくカーニボアダイエットにもルールがあります。
それは
- 糖質を一日当たり10g以下に抑える
- 脂質を意識的にたくさん摂取する
- 満腹と感じるまで食べる
- 小腹が空いたら無理に我慢せず、OKな食品を食べる
- 基本的にカロリーは気にしない(どうしても気になる人は一日2000kcalを目安に)
というようなもの。
糖質制限と通じるところは脂質をよく摂ること、基本的にカロリーは気にしないこと。
少し違うと感じたのは満腹と感じるまで食べる、ということをルール化しているところですね。
確かにこれだけのルールを意識的にしっかりと守っていれば糖質10ℊ以内は余裕で達成できるでしょう。
まとめ
野菜を摂らずに肉ばかり食べているのでは便秘になるのでは?
と思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、実践者の方のお話ではそれもないとのこと。
そもそも肉だけを食べている場合、ほとんどは体内に吸収され、便になる部分というのはごく少量になるので、便通の回数自体が減るようです。
もし、便秘になっているような感じが続く場合は
- 脂質をもっとしっかり摂る
- 水分をよく摂る
この2点を実践すれば大抵は解決するようです。
私の印象としてはかなり金森式に近いなあというところが一つ。
そしてカーニボアダイエットを日常的にされている方は、もはやそれは生き方であり主義。
ベジタリアンや糖質セイゲニストと同じく、カーニボアンやカーニボニストと呼ぶような存在なのだろうなあと思いました。
糖質制限に行き詰まりを感じていたり、何か新しい試みにチャレンジしてみたい方は一度トライしてみてはいかがでしょうか。
何か面白い発見があるかもしれません。
皆さんの糖質制限がうまくいきますように。
本日もご覧いただきありがとうございました。
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