こんな疑問に答えます。
こんにちは。
糖質制限中でもお酒を飲みたい人はたくさんいるでしょう。
なんだかんだで飲んでしまっている人も少なくないはず。
でも、糖質制限中ってお酒の種類選ばないといけないですよね?
ウィスキーやハイボール、ウォッカやジンなど…
その中で最近話題のストロングゼロはどうなのでしょうか?
今日は少しストロングゼロについて考えてみます。
ストロングゼロの実質的な糖質は? 糖質制限中のストロングゼロはあり?
早速ですが、ストロングゼロは糖質制限中に飲んでいいものなのでしょうか?
結論から言えばありです。
その理由は成分表と原材料を見れば簡単にわかります。
ストロングゼロの原材料と糖質(トリプルピーチの場合)
ストロングゼロが糖質制限的にOKかどうか、原材料と成分表を見てみましょう。
ストロングゼロの味は色々ありますが、ここでは一例としてトリプルピーチで考えてみます。
ストロングゼロ トリプルピーチの原材料一覧
ストロングゼロのトリプルピーチの原材料は以下のような感じ。
上から
- 桃
- ウォッカ
- 桃付け清酒
- 炭酸
- 酸味料
- 香料
- 甘味料(アセスルファムK、スクラロース)
となります。
桃や桃付け清酒が気になりますが、成分表はどうなっているでしょう。
ストロングゼロ トリプルピーチの成分表
次にストロングゼロ トリプルピーチの成分表
100mlあたり
- カロリー :54kcal
- たんぱく質:0ℊ
- 脂質 :0ℊ
- 炭水化物 :0.3~0.8ℊ
うち糖類:0ℊ - 食塩相当量:0.02~0.06ℊ
となりました。
たんぱく質や脂質は0なのは置いておいて、大事なのは糖質。
炭水化物が0.3~0.8ℊ
桃と言っても桃の果汁が1.2%入っている程度なので糖質は全然低いようです。
甘味料を無視して100%糖質であったとしてもかなり少ないですよね。
- 350ml缶の場合だと1.05~2.8ℊ
- 500ml缶の場合でも1.5~4ℊ
程度の糖質しかありません。
もちろん甘味料分も抜けばもっと少なくなるでしょうから、ストロングゼロは糖質制限中のお酒として向いていると言えます。
ストロングゼロは糖質ゼロじゃない? じゃあ実質的な糖質を考えてみよう
ただ、「ストロングゼロ 糖質」で検索すると、ストロングゼロは糖類0とだけ書いていて、糖類を表記していない! 詐欺だ! みたいな記事が出てきます。
厳密に糖質制限を行いたい場合、確かにそこは気になるかもしれません。ただ、ちょっと計算すればある程度の糖質を把握することが出来るので、一応きちんと計算してみましょう。
先ほども書いた通りストロングゼロの炭水化物量は0.3~0.8g。
このうち、本当の糖質はどれくらいなんだ? って話ですよね。
もう一度原材料を見てみましょう。
このうち、糖質がありそうなものは
- 桃
- 桃付け清酒
この2つ。
桃付け清酒は桃を付けて風味を映しているだけなのでほぼ0と考えてもいんじゃないかと思います。
ということは残るは桃のみ。桃と言っても桃果汁を入れているだけですから、果汁の割合から糖質量を考えることが出来ますね。
果汁割合から糖質を考えてみる
ストロングゼロのトリプルピーチは果汁1.2%。
比較対象として果汁30%のネクターの場合、糖質は11.2g。
ネクターには砂糖、果糖ブドウ糖液糖も入っていますが、ここは一旦無視して考えてみます。
30:1.2で果汁の比率は4%ですから、糖質の比率も4%と考えられますね。
ということは11.2gの4%となりますから、11.2×0.04となり0.48gとなります。
ということで【ストロングゼロ トリプルピーチ】の実質的な糖質は100mlあたり0.48g前後といえますね。
確かに糖質はまったくの0ではありませんが、500ml飲んでも2.5g程度。
甘味料分を引けばもう少し下がるでしょうから、よほど飲みすぎなければ全然大丈夫ですね!
ストロングゼロの注意点
さて、ここからはストロングゼロの注意点などをお話していこうかなと思います。
ストロングゼロの注意点としては
- 酔いやすい
- カロリーが高め
- 食べ過ぎに注意
この3点に気を付けましょう。
酔いやすいので注意
さて、ここからはストロングゼロの注意点などをお話していこうかなと思います。
ストロングゼロの注意点は非常に酔いやすいこと。
ストロングゼロに限ったことではないのですが、炭酸+アルコールのお酒には少し注意をした方がよいでしょう。
というのも、炭酸には胃の吸収力を促進する効果があるのでとても酔いやすいためです。
私自身の体験談で言えば日本酒を結構な量飲んでいても中々酔わなかったのが、もっと度数が弱いはずのチューハイやサワーを飲んだ時の方がずっと酔いが回りやすかったのです。
それは炭酸と同時にアルコールを飲んだために起こったことなのだと今ならわかりますね(^_^;)
ストロングゼロは市販の炭酸+アルコールのお酒の中でも一番度数が高いものになります。
なのでなおさら注意が必要です。
ほどほどにしていれば全然問題ないのですが、2本3本と飲んでしまうと倒れてしまったり、急性アルコール中毒になったりするかもしれませんので、本数には注意しましょう。
ストロングゼロはカロリーも高いのでそこも注意して
後はカロリーも気にしていた方がいいですね。
これもストロングゼロに限ったことではありませんが、お酒のカロリーはエンプティーカロリー。
エンプティーとは「空っぽ」という意味で、栄養素が何も含まれていないとても無益なカロリーということ。
ストロングゼロの場合100ml当たり54kcalですから、500ml缶一本で270kcalになります。
2本飲むと540kcal、一日の1/3のカロリーをお酒で使ってしまうことになります。
以前の記事でもお伝えしましたが、糖質制限中といってもカロリーを無限に摂っていいというわけではないので、摂らないでいいカロリーは摂らないに越したことはありません。
おまけで言うとストロングゼロは糖質が完全に0ではないので、そこもちょっとだけ気にした方がいいでしょう。
糖質に焦点を合わせるならやはりハイボールかロック、水割りがおすすです。
お酒が好きな方は量を気にした方がいいかもしれませんね。
アルコールは食べすぎにもつながる
さらに、ストロングゼロに限ったことではありませんがお酒には食欲の促進効果もあります。
お酒を飲むと食べ過ぎてしまうのは偶然やその場の雰囲気のせいではなく、アルコールのせい。
単純にアルコール自体がカロリーを持っているということもありますが、アルコールによる食欲増進効果でもカロリーは上乗せされていきますので注意が必要です。
しかも、お酒の飲みすぎは胃の活動を妨害してしまいます。お酒を飲むとアルコールの分解が人間の体の中で優先して行われますから、他のものは後回し。
食べたものがなかなか消化吸収されず、胃もたれなどの原因となります。
特にお酒をたくさん飲んで食事も結構摂ってしまった時によって寝てしまうと最悪です。
睡眠中は胃の活動が静かになりますから、余計に胃の中のものが消化されず、朝起きた時でも昨日のご飯が胃の中に残っていることもあります。
そうなると、その日の午前中、下手をすれば一日中気分が悪い状態で過ごさなければなりませんので、生活の質も落ちてしまいます。
飲みすぎる
↓
食べすぎる
↓
食べたものがなかなか消化されない
という結構嫌なコンボが待っています。
くれぐれも飲みすぎには注意しましょう。
まとめ
ということで糖質が完全に0ではありませんが、適度に飲めばストロングゼロも糖質制限中に飲んでOKです。
適量という意味では350ml缶を1本、ここまでですね。
これくらいならほろ酔い程度で済むので体にもあまり負担はかからないと思います。
じつは私もストロングゼロを飲んでいて、吐いてしまったことがあります。
その時の酒量は1.5L。全部ストロングゼロでした( ̄▽ ̄;)
アルコールの量にして100ℊを超えていますから明らかに飲みすぎ。
下手をすれば救急車行きだったかも知れませんね…反省してます。
今は350ml缶を1,2本程度に抑えていますので、そういったことも起きていません。
何度かセルフ人体実験をしてみたところ、私のストロングゼロ限界は1Lのようです。
でも、ストロングゼロって飲みやすいから酒量が増えちゃうんですよね・・・
以前にストロングゼロでさっさと酔って寝ちゃえばご飯食べずに済むからダイエットになるんじゃ!?なんてあほなことを考えていましたが、結局うまくいくわけもなく、速攻で挫折してしまいました(笑)
皆さんもお酒はほどほどにしてくださいね!
皆さんの糖質制限がうまくいきますように。
本日もご覧いただきありがとうございました。