こんにちは。
今日は糖質制限中のトレーニング(運動)についてお話ししていきたいと思います。
トレーニングは何をしたらいいのか?
糖質制限に限らず、トレーニング、運動はしておいた方が健康にいいのは周知のとおりですが、糖質制限中やあるいはダイエット中にはどのようなトレーニング、運動がよいのでしょうか。
答えとしては筋力トレーニング、無酸素運動になります。
ダイエットというと、よく思い浮かべられるのが、ジャージやサウナスーツを着てのマラソン、有酸素運動が多いかと思います。
ですが、実は有酸素運動は糖質制限中はおすすめされていません。
何故でしょうか。
有酸素運動は筋肉を分解してしまう
有酸素運動は確かにカロリー消費も多く、汗もたっぷりとかきますので運動した実感もしっかりと感じられます。
ですが、有酸素運動をすると筋肉が分解され、筋肉量が落ちてしまいます。
筋肉量が少なくなると基礎代謝が少なくなってしまい、痩せにくく太りやすい体になってしまいます。
筋力トレーニングを行うと筋肥大が起こり筋肉量が増えていきますので、基礎代謝が上がっていきますので、こちらは太りにくく痩せやすい体になっていきます。
また筋力トレーニングを行うことでボディラインがきれいに整っていったり、姿勢が改善されたりと、見た目上の効果も期待が出来ます。
女性の方などは特におなか回りがすっきりして引き締まった体になりますし、男性はがっちりとした男らしい逆三角形の体になっていきます。
どうせ痩せるならきれいに痩せたいですよね。
おすすめの筋力トレーニング
ではどのようなトレーニングがより効果が高いのか。
答えとしては以下の三つのトレーニングがおすすめになります。
(カッコの中は器具を使う場合のおすすめトレーニングです。)
・腕立て伏せ(ベンチプレス) ・スクワット(バーベルスクワット) ・懸垂(デッドリフト) |
理由としてはこの三つのトレーニングはいわゆるビッグ3と呼ばれ、体の筋肉の中でも大きいとされる
・大胸筋 ・背筋 ・大腿四頭筋 |
この三つの部位を鍛えられるからなのです。
特にスクワットは太もも周りの筋肉を鍛えられるのでおすすめです。
意外と知られていませんが、体の部位ごとの筋肉量の多さで並べたときのトップ3はすべてスクワットで鍛えられます。
(大腿四頭筋、大殿筋(おしり)、ハムストリングス)
これらの種目は初心者でも取り組みやすく、器具も必要のないトレーニングですので、ケガの心配も少なく負荷も調整しやすいので続けやすいということもあります。
基礎代謝を増やすためには筋肉量を増やさなければなりませんが、どこの筋肉量をふやさなければならない、といった制限は特にありません。
腕でも、お腹でも、背中でも、太ももでもどこの筋肉でも増えればいいのです。
だったらより効率よく筋肉が付きやすい大きい筋肉を鍛えた方が早道なのです。
無理なトレーニングはしなくていい
ただ、筋力トレーニングといってもボディビルダーの人たちのように極限まで追い込むようなトレーニングは必要ありません。
大事なのは継続して行うこと
これに付きます。
初めは簡単なトレーニングで回数が多くなくても構いません。
自分の出来る範囲で出来る回数をこなすことが大事です。
腕立て伏せが出来ないのであれば膝をついてください。
膝をついても顔を地面までつけれるくらい腕を曲げられないなら、曲げられるところまでで大丈夫です。
当たりまえですが、人によって筋肉量は違ってきます。
周りの人が出来るから自分も出来なければおかしい、なんてこともありません。
無理な筋力トレーニングはケガのもとになります。
ケガというのは筋肉の筋(すじ)や腱(けん)を痛めてしまったり、関節を痛めることを言います。
切り傷などとは違い見た目上にはわかりませんが、本人は結構痛い思いをすることになります。
また、なってみないとわかりませんが、けがをしている間はトレーニングが出来ません。
医師に禁止されるからとかではなく、純粋にトレーニングをしようとすると痛みが走るからです。
こうなってしまうとトレーニングを休まざるを得なくなりますので、くれぐれも無理はしないでおきましょう。
まとめ
・有酸素運動より無酸素運動
・トレーニングのおすすめは腕立て、スクワット、懸垂
・無理をするとケガにつながるので出来る範囲でやる
・大事なのは継続すること
いかがだったでしょうか。
ご存知の方にはすごく基礎的なことでしたが、改めて意識してみていただけると幸いです。
糖質制限ダイエットに限らずですが、何事も継続していけば必ず結果につながると思います。
今後とも皆さんの糖質制限を応援しています。
では、また。