こんにちは。
今回は糖質制限中のプロテインの摂取についてお話しようかなと思います。
プロテインはいる? いらない?
私の結論から言わせていただきますと、
摂れるなら摂った方がいい
です。少しあいまいな表現ですよね。
でも理由はあります。
まず、絶対に必要かというとそうではないということ。
普段の食事でお肉やお魚をしっかりとっていればタンパク質は食事で事足ります。
よく言われることですが、昔の人はプロテインなんか飲まなくてもムキムキの人はいっぱいいました。
なぜなら食事できちんとタンパク質を摂取できていたからです。
サプリとしてのプロテインが一般化されてきたのはここ20年程のことです。
食事の補助としてはかなり最適
ですが、小食の方が糖質制限にシフトすると必要なたんぱく質が取り切れず、筋肉量が減ってしまうことがあります。
筋肉量が減ってしまうと基礎代謝が減ってしまい、痩せにくく太りやすい体になってしまいます。
そんな時に栄養補助食品としてプロテインを飲むことで筋肉の維持に役立つのです。
また、トレーニングを併用している場合、普通の食事ではたんぱく質の量が足りず、筋肉の付き具合が悪くなり効率が悪くなります。
そんな時もプロテインは無駄なカロリーや資質をとらずに効率よくたんぱく質をとることができるのです。
カロリーも控えめにすることでヘルシーに
次に、置き換えに役立つという点です。
これは私も含めプロテインをダイエット中に飲んでいる方の完全な体験談なのですが、プロテインを飲むと空腹感がかなり落ち着きます。
申し訳ありませんが医学的根拠は今回は見つけられなかったので、オカルトといえばオカルトなのかもしれませんが、私の場合、間違いなく糖質0ゼリーなどを食べるよりも効果は全然違っていました。
完全な予測ですが、おそらくはケトーシス状態に入っているとき、体は脂質とタンパク質を原料にエネルギーを作り出します。
その際にプロテインを飲むと体の中で筋肉や脂肪を分解するよりも液体で飲まれたプロテインの方が分解がしやすく、一時的に脂肪や筋肉の分解が止まるため、飢餓感が薄れてくるのではないかと思います。
これは私のただの素人考えですので、合っている保証はどこにもありませんが、あながち的外れな答えでもないのかと思います。
ですので、お腹が空いたとき、小腹が空いたときなどに下手なおやつを食べるよりプロテインを一杯飲むと糖質をとらずに空腹を抑えることができるのです。
プロテインの糖質はどれくらい?
プロテインはタンパク質が主成分ではありますが、糖質が0というわけではありません。
ただし、一杯当たり3~4グラム程度の糖質しか含まれていませんので、飲みすぎなければ問題はありません。
後でご紹介するような糖質などを極限まで取り除いたようなアイソレートプロテインと呼ばれるプロテインであれば一杯の糖質は0.08グラムとさらに下げることが出来ます。
おすすめのプロテイン
プロテインは今や国内メーカー、海外メーカー問わず色々なメーカーが出しています。
その中で私が実際に飲んでみておいしかったプロテインをご紹介していきたいと思います。
ドラッグストアやスポーツ用品店などでも手に入るプロテインを紹介していきますので、気が向いたときにでも探してみてください。
DNS プロテインホエイ100 チョコレート風味
糖質制限を初めた当初、色々と試していく中で、最初に「あ、これいいな」と思ったプロテインです。
これはスポーツデポというお店で見つけました。
下のザバス リッチショコラ味もそうですが、私はチョコレート味が基本的に好きなので、常用しているプロテインはほぼ常にチョコレート味です。
チョコレートが嫌いな人は参考にならなくて申し訳ありません。
さて、そんなDNSのプロテインですが、
1食あたりの栄養成分はこうなっています。
1食(34g)あたり エネルギー:133kcal、たんぱく質:26.4g、脂質1.7g、炭水化物:2.7g |
タンパク質が一回で26.4グラムとれて、糖質は2.7グラム(食物繊維はないと考えていいでしょう)、カロリーも133キロカロリー程度なので、おやつのかわりなどにはぴったりだと思います。
味に関してですが、私は甘くて濃い味が好きなので、このプロテインもしっかりとチョコレートの味がして、ココアを飲んでいるような感覚で飲めてしまいます。
今日紹介するプロテイン以外にも最近はとてもおいしくてジュースのように飲みやすいプロテインが数多く発売されているので、自分の好みに合わせて好きな味を探せるのもいいですね。
ザバス リッチショコラ味
次にザバスのリッチショコラ味。
これはスポーツデポが閉店してしまい、近くのサーバで探していた時に見つけました。
ザバスは以前に低脂肪のヨーグルト味で失敗してから敬遠していたのですが、ものは試しと飲んでみたらこれが当たりでした。
DNSのチョコレート味よりもさらにしっかりと濃厚な味がして、こちらもおいしいココアを飲んでいるような味わいです。
正直ダイエットやトレーニングなどを抜きにしてもおやつ代わりに飲んでおきたい、それほどにお気に入りのプロテインです。
そんなザバス リッチショコラ味の1食あたりの栄養成分はこうなっています。
1食分(21g)当たり エネルギー:84kcaL、たんぱく質:14.6g、脂質:1.5g、炭水化物:2.9g |
エネルギーはDNSに比べて低いのですが、それに伴ってタンパク質の量も少なくなっています。ですが、糖質量は2.9グラムとDNSと同じくらいの糖質になっていますので、糖質は少し多めかと思います。
ですが、一回でタンパク質が15グラムもとれれば通常の糖質制限においては十分すぎる量ですので、こちらでも問題はないかと思います。
ファインラボ ピュアアイソレート ミックスフルーツ味
最後にこちらはピュアアイソレート方式という特殊な方法でプロテインを精製している商品で、糖質がとても低いのが特徴です。
味自体も少し薄めな味ですが十分においしく、あまり嫌いな方はいないのではないかという感じです。
1食あたりの栄養成分はこうなっています。
付属スクープ2杯(約20g)に含まれる栄養成分 エネルギー:75.4kcal、たんぱく質:18.16g、脂質:0.26g、炭水化物:0.08g |
とりあえず目に付くのが糖質0.08グラムという驚きの少なさ。
念のために言っておきますが、0の数は間違えていません。
10杯飲んでも糖質1グラムにも及ばないのはすごいなと思います。まさに糖質制限にもってこいのプロテインだと思います。
もちろん、タンパク質は18グラム、カロリーは75キロとしっかりとカロリーを抑えてタンパク質もとれるようになっています。
まとめ
いかがだったでしょうか。
プロテインは絶対に飲まなければならないものではありませんが、食事が偏った時やトレーニング中のタンパク質の栄養補助として、また、小腹が空いたり、夜遅くにどうしても何かおなかに入れたくなった時の置き換え用として、どちらの用途でも活躍してくれるものだと思います。
私は今でもプロテインは家に必ず一袋はあるようにしています。
カロリーが低いので、糖質制限中でなくてもお腹の足しにできるのがいいところですね。
それではまた。
皆さんの糖質制限がうまくいきますように。