【なんとなく】糖質制限中に食欲がなくなる?【お腹減らない】

こんにちは。

 

糖質制限をされてる方に質問です。

 

糖質制限をしていると、ある時ふっと

 

お腹が減らなくなってご飯いらないなあ…

 

なんて感覚になったことはありますか?

 

 今日はYahoo知恵袋でそんな質問を見かけたのでちょっと解説していこうと思います。

 

糖質制限中に食欲がなくなりました

「お腹減らない」の画像検索結果

 

早速ですが、見つけたのは以下のような質問。

 

糖質制限中に食欲がなくなりました。これは正常な反応でしょうか?

1ヶ月ほど前から糖質制限をはじめ、鶏肉、豆腐、キャベツなどを主とした食事をしています。
とはいえ、ライトな制限でいいやと思い、お菓子もたまに食べますし、年越し蕎麦も食べました。

しかしここ数日、忽然と食欲が沸かなくなりました。今日は豆腐のお好み焼きとリンゴしか食べていないのに、晩御飯を食べる気が起きません。

何か食べた方がいいのではないかとスーパーに寄ったものの、やはり食欲がなく、困っています。

過度に眠いとか、頭が働かないといった弊害は今のところ出ていません。睡眠時間が減ったくらいでしょうか。

このまま食べたい時に食べるというスタンスで良いのでしょうか?
それともやはり糖質制限による悪影響で、適切な栄養を採るべきなのでしょうか?

 

とあります。

 

読むのがめんどくさい人用にまとめると

 

  • 1月前から糖質制限を始めた
  • お菓子もたまに食べる、年越しそばも食べた
  • ここ数日忽然と食欲がわかなくなった
  • 眠い、頭が働かないといった弊害はなし。
  • どうしたらいいの?

 

という感じ。

 

さて、これはどういうことでしょうか。

 

糖質制限になったら摂食障害になる?

「お腹減らない」の画像検索結果

 これに対してのベストアンサーは

 

「摂食障害の可能性がある」

 

とのことでした。

 

では、本当にそうでしょうか?

 

個人的はおいおい…です。

 

 最近の風潮として、何かあるとすぐになんたら障害です、なんたら症候群です、という人が多すぎます。

 

 ぶっちゃけそれを真に受けて医者にかかっても医者は儲かるでしょうし、本人も安心できるかもしれませんが、ちょっと時間とお金がもったいないです。

 

 今回の質問に答えた方も摂食障害を軽く見過ぎです。

 

 脱線しますが、摂食障害とは拒食症と過食症のことを指し、本人が体の不調を感じていて、それでいてもなお拒食、過食をやめられない状態をいうのです。

 

 失恋、失業、離婚、受験の失敗、などの精神的に一時的に落ち込む場面でも症状として見られることはありますが、それらは時間とともに自然と治っていきます。

 

 いわゆるご飯がのどを通らないというやつです。ただ、本当の摂食障害はこれまた別の話ですし、原因も質問者の方の内容を見ると全然かみ合っていないことがわかります。ですので、この方が摂食障害であるという可能性はほぼ否定されます。

ケトーシスになるとお腹が減らなくなることがある

 「お腹減らない」の画像検索結果

 これは私だけか他の人も経験したことがあるのかはわかりませんが、ケトーシスになるとお腹が減らなくなる時はあります。

 

 これは実体験として何度か経験していますので、はっきりとある、と答えることが出来ますね。

 

 勝手な想像ですが、理由としてケトーシスになっているとケトン体がずっと作り出されているため、体がエネルギーをいらないと感じてしまうのではという点が一つ。

 

 そしてもう一つは糖質を制限しているために血糖値が上下しないために血糖値が下がることによって起きる空腹のシグナルが脳から発せらにくくなるためというのがもう一つかなと思います。

 

 質問の文面からではわかりませんが、こちらの方はたまにお菓子を食べる、年越しそばも食べた、と書いていますが、おそらくそこまで大量に食べているわけではないのではないかと思います。たまに糖質を摂るくらいであれば一時的に血糖値が上がることもありますが、ケトーシスが完全に解除されるということも考えにくいです。

 

 そして1カ月という期間。これらから察するに、こちらの方は最近ケトーシスに入ってきたのではないかという推測が成り立つのではないかと思います。 そのため体のエネルギースイッチが切り替わり、体の体質が変化してきている過渡期なのではないかと思います。

 

 豆腐のお好み焼きとリンゴを食べた、とありますが、リンゴの糖質は1個当たり約14ℊ、お好み焼きのソースなども10ℊ前後でしょうから、何気にこの方の食事は糖質制限内に収まっています。

 

 そしてこれってあんまり知られていないのですが、ケトーシスの時に糖質を一定量以上摂るとしばらくお腹が全然減らなくなります。

 

 これはおそらくケトン体、糖質、両方のエネルギーが充満していて、通常はどちらかのエネルギーしか使われていないのに両方のエネルギーがあるためにエネルギーを必要としないのかな? と思っています。

 

 これも個人的な実体験です。

 

話がちょいちょい脱線しましたが、結論としては糖質制限をしていてお腹が減らなくなることはある。ただ、摂食障害などではないのでご安心をとなります。

まとめ

 ただ、この方の問題点としては、脂質、たんぱく質の摂取量がちょっと少なすぎるところもあります。

 

カロリー制限ダイエットを並行して行ってしまってるなという印象も受けますね。

 

 その意味ではこの方は元々小食気味な方なのかもしれないので、食事内容を見直した方がいいかもしれません。

 

 糖質制限はカロリー制限ダイエットではありませんので、食べないよりもむしろしっかりと食べる、食べる量が少ないなら内容を変える、といったことが大事になります。

 

 カロリー制限ダイエットも並行している状態ですと糖質制限としては誤ったやり方なのでそこだけは注意です。

 

 皆さんの糖質制限がうまくいきますように。

 

本日もご覧いただきありがとうございました。

  • この記事を書いた人

bisha

ダイエットにちょっと詳しい人。 過去にレコーディングダイエットで10キロ、糖質制限ダイエットで10キロやせた経験あり。 主にダイエットに役に立つ情報をお届けしていきます。

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