こんにちは。
今日は以前ケト風邪(ケトフル、ケトフルー)の時に原因として不足しがちなミネラルとして紹介したマグネシウムについてお話ししていきたいと思います。
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マグネシウムは一日おおよそ300mg~400mg必要
必須ミネラルの一つであるマグネシウムは一に当たり成人女性で約300mg、成人男性ならば約400mg、それぞれ必要とされています。
現代人は慢性的なマグネシウム不足だといわれており、体調不良などの原因の一つとしてマグネシウム不足が挙げられるほどです。
マグネシウム不足になると・・・
ではマグネシウムが不足するとどのようなことが起きるのでしょうか。
以下がその症状たちです。
- 疲れやすくなる
- 筋肉がつる
- 血圧が高くなる
- ビタミンDが不足しがちになる
- 頭痛や吐き気、嘔吐に襲われる
一つずつ見ていきましょう
疲れやすくなる
マグネシウムはエネルギーを作りだす酵素と密接に結びついており、マグネシウムが不足するとエネルギーがうまく作りだすことが出来ず、だるい、しんどいなどの倦怠感に見舞われます。
筋肉がつる
マグネシウムには筋肉と神経の機能を調整する機能がありますので、不足すると筋肉の収縮が不自然な動きになり、意図しないタイミングで筋肉が急に収縮することがあります。
これが筋肉がつる原因となります。
血圧が高くなる
マグネシウムを3か月にわたり368グラム摂った患者の血圧が改善されたという研究結果があり、マグネシウムが炎症に関係した作用を起こすと考えられています。
逆に言うとマグネシウムが不足すると高血圧の原因となるとも言えます。
ビタミンDが不足しがちになる
体の中でビタミンDを消費する際、マグネシウムが利用されるのだそうです。
つまり、マグネシウムはビタミンDを活かすための燃料であり、マグネシウムが不足するとビタミンDが足りていても十分に消費出来なくなるのです。
ビタミンDが不足してしまうと以下のような悪影響が起こってしまします。
免疫力の低下、心臓疾患リスクの上昇、骨が弱くなる
頭痛や吐き気、嘔吐に襲われる
片頭痛や片頭痛オーラ(閃光や明るい点などが見えること)が起きている場合、マグネシウム不足が考えられるそうです。
これは糖質制限などに関係なく、食の欧米化が進んだ結果、マグネシウム不足が慢性的に起こるためだそうです。
糖質制限中におすすめなマグネシウムを含む食材
では、糖質制限中にマグネシウム不足を解消するためにはどの食材をとればいいのか?
以下の食材がおすすめといえます。
- アーモンド(100グラム当たり270mg)
- ほうれん草(生)(100g(2分の1束)当たりマグネシウム69mg)
- 枝豆(100グラム当たり62mg)
- 納豆(1パック(50g)当たりマグネシウム50mg)
- アドカド(100グラム当たり33mg)
苦手でなければアーモンドを間食替わりなどにとるとマグネシウム不足は解消されます。
ホウレンソウや枝豆、納豆なども出来るだけ取り入れるようにするとよいでしょう。
サプリメントはリスクなく摂れるのでとてもおすすめ
食事でしっかり摂れない場合はサプリメントを飲むのが簡単かつ確実です。
マグネシウムのサプリメントは安価でドラッグストアなどで購入できるので手軽に手に入れることもできます。
まとめ
いかがだったでしょうか。
マグネシウム不足は糖質制限中だけでなく、夏の暑い時期などにもカリウムなどと一緒に不足気味になるミネラルです。
イライラが続く、頭が痛い、体がだるいなどの症状が続くようであれば一度マグネシウムに意識を向けて食事をしてみるとよいと思います。
健康的に糖質制限を続けていければ最高ですよね。
それでは今日もご覧いただきありがとうございました。