糖質制限中のお酒について

 こんにちは。

今日は糖質制限中のお酒の話になります。

この記事は

・お酒好き、または時々飲む

・最近糖質制限を始めた、または始めようと思っているけどお酒を飲んでいいかわからない

・仕事の付き合いなどで飲む機会があるため、どうすればいいのか知っておきたい

 そんな人たちに向けての記事になります。

 お酒は好きな人なら毎日晩酌している方などもいらっしゃるかと思いますし、社会人なら仕事のお付き合いで飲み会に行かなければならない時もあるでしょう。

 そんなときのためにこの記事が参考になれば幸いです。

そもそもお酒は飲んでもOK?

 お酒を飲んでいいかどうかですが、の話から結論から先に申しあげますと、種類と量を考えて飲めば全然OKです。

・お酒の種類

・お酒の量

この二点がとても大事なので、ここだけはしっかりと覚えてください。

お酒の種類

 お酒の種類は洋酒・日本酒・中国種・果実酒などたくさんありますが、普通に飲んでいいのは下記のものだけです。

・蒸留酒(糖質0)

・白、赤ワイン(糖質少な目)

以上の二種類くらいですね、少し解説していきます。

蒸留酒

 「蒸留酒ってなに?」と思われる方もいらっしゃるので具体的な種類をいくつか挙げると

・ジン

・ウォッカ

・テキーラ

・焼酎

などが挙げられます。
 もっと種類はありますが、詳しく知りたい方はWikipediaで調べてみてください。

→  Wikipediaで蒸留酒の種類を見てみる

 蒸留酒はどの種類も糖質が0、もしくはほぼ0(100ml中0.01グラムなど)なので飲んでいても糖質オーバーになることはありません。

 ただ、度数が高いのでそのままでは飲めない方も多いです。そんな時は水割りなどで薄めて飲むといいでしょう。

 実体験のおすすめとしてはハイボールがいいと思います。
実際、糖質制限中に飲み会があったときはハイボールをよく頼んでいました。
居酒屋だったら絶対にあるといってもいいほどの定番ですからメニューに無くて困ることはありません。

 炭酸水で割ってあるのでカロリーも糖質も余計に取らずに済みますし、何よりおいしくて飲みやすいのが私にはありがたいです。普段もよく飲みますね。

 ただ、ハイボールはプレーンのものだけにして下さい。ジンジャーハイボールやコークハイボールなどはジュースで割っていますので糖質をとってしまいます。くれぐれも注意してくださいね。

赤ワイン・白ワイン

 私はあまり飲みませんが、赤ワインと白ワインはいっぱいあたりの糖質が低く、軽く飲む程度であれば問題はありません。

・赤ワイン糖質は一杯(120ml)あたり1.8グラム

・白ワインの糖質は一杯(120ml)あたり2.4グラム

 結構少ないですよね? まるまる一本空けたりしなければ全然問題ないと思います。

 ちなみにロゼの場合ですと一杯あたり4.8グラムと一気に増えてしまいますので、ワインを飲むときはロゼは避けたほうがいいですね。

お酒の量について

エンプティーカロリーの存在

 お酒は何を飲めばいいのかお分かりいただけたと思います。

ただ、だからといって飲み放題というわけにはいきません。

 まずアルコールにもしっかりとカロリーはあります。

アルコールのカロリーは1mlあたり7キロカロリーです。

 何度か紹介していると思いますが、お酒のアルコールのカロリーは通称エンプティーカロリーと呼ばれていて、肥満の原因に挙げられます。

 お酒をやめたら痩せた、というような話を耳にしたことはありませんか?

 この話に対して、

「お酒を飲むとおつまみがほしくなるからその分のカロリーの節約になったことが理由で、お酒を飲もうが飲むまいがお酒のカロリーは計算に入れなくていい」

というようなことをいう人がいます。

 ですがこれは明確な誤りです。
アルコールを体の中に取り込むと、体は他の脂質や炭水化物などよりもアルコールの分解を優先して行います。
 その結果、食事とお酒を一緒に取っているとその分のカロリーはエネルギーとして消化されず、どんどん脂肪として蓄えられていきます。

 お酒なしの状態で食事をするよりもお酒を飲んで食事をしているときのほうが太りやすい状態になっているのです。

タモリさんのエピソード

 ちなみにタレントのタモリさんが実際に酒は太るのか?という実験を一日かけて行ったことがあったようで、その結果は実験後の方が痩せていたそうです。

 そんな話もあってか、一部の方たちに間違った認識が生まれてしまったようですね。

ただ、この話にもしっかりと裏(?)があります。
 タモリさんのお話によると、朝から晩までお酒だけを飲んで、食べ物はおつまみを軽くつまむ程度だったようです。

その際に普通の朝ごはんや昼ご飯は一切取らなかったようです。

 これではさすがに一日の必要カロリーに達していないのではないかと思います。さらに言えばお酒をずっと飲むことで体が水分不足になっていたとも考えられるので、その分がそのまま一時的な体重減になったのでしょう。
実験というには色々と考慮すべき点が多いと思います。

まとめ

・お酒は種類と量を考えて飲めば糖質制限中でも飲んで大丈夫

・飲んでいい種類は蒸留酒と赤・白ワインだけ

・蒸留酒はハイボールが飲みやすくておすすめ、ただプレーンに限る

・お酒を飲むと体がアルコールの消化を優先するので太りやすい状態になる。

・お酒にもカロリーはある。お酒は太らないは嘘。

いかがでしたでしょうか。

 お酒を飲んでも太らない、これを口にする人は本当にとても多いです。

 実際何も食べずにお酒だけを延々と飲み続けていればそんなこともあるかもしれません。ですが、現実問題としてできる人が多くいませんし、何より非常に不健康です。

 楽して痩せるなんてことができないように、うまい話なんてものもありません。あっても落とし穴が必ず待ち構えています。

なぜならそんな方法があったらとっくに広まっていて誰も苦労しないからですね。

そんなわけで地道に続けるのが一番です。

今日も読んでいただきありがとうございました。

  • この記事を書いた人

bisha

ダイエットにちょっと詳しい人。 過去にレコーディングダイエットで10キロ、糖質制限ダイエットで10キロやせた経験あり。 主にダイエットに役に立つ情報をお届けしていきます。

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