中途半端にやるくらいなら糖質制限ダイエットはしない方がいい

 

こんにちは。

 今日は期限も決めず、内容も考えず、適当にやるくらいなら糖質制限ダイエットはおすすめできませんよ、というお話です。

 最近は私のようなものもこんなブログをはじめたり、金森式という糖質制限の亜種も出てきているので、糖質制限に興味を持っていただいて、実際にやってみようと思われている方も少なくないかと思います。

 それはそれで非常に嬉しいことではあるのですが、糖質制限ダイエットはある程度の理解をもって行わないと単純に失敗するだけでなく太る原因にもなります。

 どうしてこのブログでそんなことをいうのか?

 それはやるからにはしっかりと糖質制限ダイエットに成功していただきたいからです。

 失敗する理由はこれからお話しします。

早速行ってみましょう。

糖質制限ダイエットの意味をしっかりと把握する

 まず、この記事を書いた理由は糖質制限ダイエットを勘違いして行っている人が結構な数でいたからです。

 その中には私がツイッターをしている中でフォローしている方のお知り合いの方が夜だけご飯を抜いて糖質を控えめにしただけで、朝や昼に菓子パンや白米を食べてみたりしているのに、「糖質を控えめにしているのに痩せない」というようなことを言っているということもありました。

  • 糖質を控えめにすることで体にどういう意味が生まれるのか?
  • 糖質はどれくらい控えるのか?
  • 期間はどれくらいか?
  • 効果はどのくらい期待できるのか?

こういったことを理解していないまま適当に

「どっかで糖質少なくしたら痩せるんでしょ?」

みたいな気持ちでいると効果はほぼありません。

 多少はカロリー的な意味で効果は出るかもしれませんが、食べている内容によっては逆に太ってしまうことすらあります。

 以前に糖質制限の仕組みや期間などについては記事にしていますので、まだ知らないという方は一度参考にしてみてください。

糖質制限をしたりしなかったりは危険

 では、太る原因についても言及していきます。

 それは単純な理由で、糖質制限を中途半端にやってしまうと、一番体が太りやすい組み合わせである、

高糖質 + 高脂質

この食事の組み合わせになりやすいからです。

はっきり言って一番やってはいけない組み合わせです。

高糖質 + 高脂質はかなり危険

 高糖質食というのは、普段一般のかたが摂っているような食事です。ご飯やパン、パスタなどと野菜やお肉を組み合わせるものですね。
糖質が高めで、食べると血糖値があがり一定以上に到達すると余剰分は脂肪として蓄えられます。

 そして、高脂質食というのは、糖質制限で推奨している糖質を抜いてお肉や魚などの脂質をいっぱい摂りましょう、というものです。
これを長く続けているとエネルギーのスイッチが糖質から脂肪に変わり、代謝アップやエネルギー効率がよくなり、どんどん痩せていく形になります。

 そして、この2つの食事の仕方というのは片方一方だけであればある程度のバランスを摂っていればそこまで極端に太ったりはしないのですが、組み合わせてしまうとかなり凶悪です。

簡単に言えばデブ飯ですね(笑)

 この組み合わせの食事を食べると、糖質で血糖値を最大まで上げて脂肪を取り込みやすい状態を作ったところに高カロリーの脂質を一緒に摂っているのでまあこれは可及的速やかに脂肪が蓄積されていきます。

 太りたい人にはかなりおすすめです。

 例を上げると焼肉に行ってたれをたっぷりと絡めた上に白米にバウンドさせて一気にかきこむ、というようなイメージでしょうか。
その後に〆のラーメンやデザートにケーキやアイスなんか食べたら色々な意味で最高でしょう(笑)

 かなりおいしくて頭がとろけそうになりますが、この後に待っているのは脂肪を蓄えた体です。

ダイエットしようとしているのにそんなことしてちゃダメですよね。

 でも、別にダイエットしようとして焼肉でご飯を一緒に食べる人はいないと思います。

 ですが、糖質制限を中途半端に行うと知らず知らずのうちにこういう状況を作り出してしまいます。

 糖質制限は以前の記事でも言った通り糖質が抜けきるまでの準備期間があります。

その間も高脂質食を摂ることになるのですが、短期間で飽きてしまったり、いい加減な制限でついつい甘いものやご飯を口にしてしまうとなくなりかけてた糖質がまた体に蓄積されるので、高脂質食の食事のカロリーはいつまでたってもケトン体になれないまま体に蓄積されていくこととなります。

 ・・・・・これってかなり無駄だと思いませんか?

 やってる本人はもしかしたら本気でやろうとしているのかもしれません。

 ですが、やり方や自分のとっている行動にどんな意味があるかもわからないまま中途半端な知識で糖質制限を行うと単なる高カロリー食をいつもの食事に混ぜ込んでいるだけですので、まったく意味がないどころか逆効果にしかなりません。

絶対に糖質制限をするときは糖質量と期間のことは押さえておいてください。

まとめ

 いかがだったでしょうか。

 私もマックスで105キロまで太ったことがあるデブの壁を超えたことのある人間ですのでデブ飯には一家言あるつもりです(笑)
(※100キロを超えて太るのには体質的な才能が必要らしいです。はっきり言っていりません(笑))

 ですので、ついついご飯や甘いものを食べたくなる気持ちは理解できてしまいますが、糖質制限は本当に意味を理解しないと残念な結果が生まれてしまいます。

 もしかしたらですが、糖質制限をしたら逆に太ったという人の中にはこういった中途半端な知識や行動をしてしまったがためにそんな結果につながったのかもしれません。

 正しく知識を入れて正しい行動をしてぜひ糖質制限を成功させましょう。

皆さんの糖質制限がうまくいきますように。

本日もご覧いただきありがとうございました。

  • この記事を書いた人

bisha

ダイエットにちょっと詳しい人。 過去にレコーディングダイエットで10キロ、糖質制限ダイエットで10キロやせた経験あり。 主にダイエットに役に立つ情報をお届けしていきます。

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