こんにちは。
糖質制限で得られるメリットは色々ありますが、
その中であまり知られていないのが花粉症。
実験などで完全に証明されているわけではないようですが、
科学的には糖質を摂取することによって花粉症の原因になるであろうこと
糖質制限でそれらが抑えられ、花粉症の抑制につながるであろうことが推測されています。
早速見ていきましょう。
花粉症と糖質の関係
多分ほとんどの人が知っていると思いますが、
花粉症の原因はアレルギー反応です。


ですが、アレルギー反応によって私たちは困ったことになりますが、体はその反応を抑える物質を分泌してくれるのです。
ですが、その物質が糖質食によって無駄に消費されているということがあるのです。
花粉症を抑えてくれるホルモン
花粉症を抑えてくれるホルモンはコルチゾールといいます。
一般にはストレスホルモンや闘争ホルモンとして知られていて、人がストレスを感じたりしたときに多く分泌される物質でその場合血糖値を無意味に上げたり、脂肪がつきやすくなったりするため、コルチゾールの過剰分泌はよくないとされています。
ですが、コルチゾールはストレスを感じなくても一定量以上は分泌されています。
その理由は、コルチゾールには肝臓の糖新生を助けたりや抗炎症および免疫抑制作用があるためです。
本来コルチゾールは体の機能維持に必須のホルモンなのです。
この免疫抑制作用が正しく機能すると花粉症の抑制にもつながるのです。
では、なぜ糖質制限と花粉症の抑制にかかわりがあるのでしょうか?
花粉症と血糖値
糖質食を摂っていると当然ながら血糖値が上下します。


この血糖値が一定以上下がった時に、コルチゾールが血糖値を上げるためにつかわれてしまいます。
そのため、免疫抑制作用にコルチゾールが回る数が足りず、花粉症の症状が出てしまうと考えられるのです。
ですので糖質制限をしていると血糖値の上下がないため、最低限の糖新生しか行われません。
コルチゾールが血糖値を上げるために使われることがなくなるのです。
血糖値を上げるために使われないコルチゾールは他の役割である抗炎症および免疫抑制作用に使われます。
糖質制限を行ったことによって花粉症が抑制されたという報告は体験談ベースですが、いくつも見られます。
特にコルチゾールの分泌量が少なくなる夕方などは顕著にその効果を感じるようですね。
たんぱく質不足も花粉症の原因
たんぱく質の不足も花粉症の原因となると言われています。
花粉症の症状が出ている間はたんぱく質の代謝が活発になり、たんぱく質がいつもより多く必要になるということです。
そのため、糖質制限では必然的にたんぱく質も多く摂ることになりますから、
これも花粉症の抑制につながると考えることができます。
ちなみにたんぱく質の種類は植物性よりも動物性の方がいいらしく、お肉やお魚を積極的に摂る方がいいみたいですね。


ビタミンDが一番効果的?
最後に一番効果的とされているのはビタミンDです。
これは糖質制限をしている人全員に当てはまるわけではないでしょうが、
金森式やメガビタミンを実践している方ならご存知かも知れません。
ビタミンDは『免疫調整ホルモン』という別名があり、花粉症を抑制する効果があるとされ、
花粉症は一週間で治る
というなかなかパンチの効いたタイトルの本でもビタミンDの大量摂取にて花粉症が治ると書かれています。
これも実際にブログなどでビタミンDを大量に摂ったら一週間どころか3日ほどで花粉症の症状が出なくなったというものも見かけました。
ビタミンDが一番おすすめかもしれませんね。
まとめ
つらい人はとことんつらい花粉症ですが、
少しでもその症状を抑えることが出来ればと思います。
どれもこれも実験によるデータ、いわゆるエビデンスがないためまだまだ民間療法と区別がつかないレベルと思います。
ですが、今日紹介したもの以外でも青じそや甜茶、ヨーグルトなど色々な食材が花粉症対策として紹介されていました。
花粉症の方はすでに実践済みかもしれませんが、ビタミンDをまだ試していない方は試してみるのもいいと思います。
皆さんが健康な生活を送れますように。
本日もご覧いただきありがとうございました。