こんにちは。
今日は糖質制限を行うと太りやすくなるのか? というようなお話をしていきたいと思います。
糖質制限をしたら逆に太った?
グーグル検索で「糖質制限」と検索をかけると、「糖質制限 太る」「糖質制限 太った」というような予測変換が出現します。
これは本当のことなのでしょうか?
また、なぜそのようなことがささやかれるのでしょうか?
理由は2つ考えられます。
糖質制限をすると一時的に体重は増える
結論から言えばある意味では本当です。
その理由の一つ目が糖質制限を行った直後に起こる体重の増加です。
というのも全ての人に起こるというわけではありませんが、一部の人は糖質制限を行った直後に体が糖質をエネルギーにする状態から脂質をエネルギーにする状態(ケトーシス状態)への移行がなかなか起きず、脂質をとってもうまくエネルギーに変換してくれないまま体に蓄えられていく状態が少し続きます。
この状態ですと、エネルギーとなるはずの脂質がなかなか消費されていきませんので、ため込む一方になってしまいます。
この状態は初めてから3日から一瞬間ほどの、ほとんど一瞬の期間ですが、確かに体重は増えていきます。
ですが、この時期に挫折してしまったり、モチベーションが続かなかったりした人は糖質制限をやめてしまいますし、すぐに元の食生活に戻らずに糖質制限食を引きずるような形になってしまい、高脂質+高炭水化物の食事に移行してしまいがちですので、さらに体重が増えるという悪循環になるのだと思われます。
大抵のひとは炭水化物を抜いた影響で体から水分が抜けるので体重が落ちるはずですが、中にはこういった方もいらっしゃるようです。
一喜一憂せずに経過をしっかりと見守る
もちろん、そういった方達もそのまま糖質制限を行い続けていればエネルギーのスイッチがケトン体に移行しだしますし、そうなってきたら体重もしっかりと落ちていきます。
ですので、そうなってしまった場合も一時の体重の増減に一喜一憂せず毎日しっかりと糖質制限を行うことが大事なのです。
しっかりと知識をもっていれば慌てることはない
このようにしっかりと糖質制限を行う上での注意点や、経過の様子というものを事前に知っておけば、いざその状態になっても慌てず対処することが出来ます。
そんな色々な知識を仕入れれないよ! という人は以前に私が書いた糖質制限の期間と対策について簡単にまとめた記事ありますので、そちらを参考にしてみてください。
記事中でも書いていますが、とりあえずは3カ月スパンで考えるといいですね。
リバウンドする人がどうしても一定数いる
太りやすくなるといわれる2つ目の理由がリバウンドです。
3カ月なり半年なりの糖質制限を終えた後は当たり前の話ですが、普通の食事に戻ります。
その際に羽目を外したり、今まで我慢してきたからと好きなものを食べすぎてしまうと当たり前ですが、リバウンドします。
ですが、これはどのダイエットだろうと同じことが言えます。
要するにダイエットに成功した後どうなるかは本人の意思次第なのです。
ただ、糖質制限は色々と話題に上がるダイエット法なのでそういった揶揄を受けることもあるのだと思います。
ちなみにですが、糖質制限は筋肉が落ちてリバウンドしやすくなるという話も間に受けてはいけません。
脂肪が落ちるときは筋肉も同じ量だけ減っていくから危険だという人がいますが、これは通常のカロリー制限やその他のダイエットでも同じことが言えます。
鍛えてもないのに食事の内容で筋肉量が増えたりしたらそれこそホラーです。
体重が落ちれば筋肉量も落ちるというのはごく当たり前のことなのです。
まとめ
- 糖質制限が太るという話は理由が2つ
- 一つ目は始めた直後に一時的に体重が増えることがある
- その時に辞めてしまうと食事内容が乱れてしまい体重がさらに増えることがある
- 二つ目はリバウンドする人が一定数いること
- これはどんなダイエットでもいえることなので糖質制限だけが特別ではない。要するに本人の意思の問題。
- 筋肉量が減るからリバウンドしやすいというのも他のダイエットと同じ。食事内容で筋肉量が増えたり減ったりすることなんてない
いかがだったでしょうか。
一つ目の理由は糖質制限ならではの現象だとは思いますが、二つ目のリバウンドに関してはこれはもうただの風評被害といえるでしょう。
どんなダイエットでもやめてしまえば食事量も増えるでしょうし、カロリーも増えます。
もし、まったくリバウンドしないダイエット法なんてものがこの世にあれば他のダイエットなんて流行るわけがないですもんね。
成功するのも失敗するのもリバウンドするのも大事なのは本人の意思次第です。
大事なのは継続していくこと、それが何よりの成功法です。
糖質制限は立派なダイエット法ですので、しっかりと続けていきましょう。
本日もご覧いただきありがとうございました。