こんにちは。
皆さんいつも食事はどのようにとっていますか?
遅かったり早かったり、摂ったり摂らなかったり色々だと思います。
そんな中で、食事の時間ってどうしたらのいいの? ってお話をしていきたいなと思います。
タイトルに反しますが、これは他のダイエットや日常生活全般に言えることなので、ぜひ参考にしてもらえればと思います。
これを覚えておけば食事の時間おwうまくコントロールするだけで太りにくい状態を作ることが出来ます。
食事の時間と切り離せないある存在
食事の時間をコントロールしたら太りにくい状態を作ることが出来る、とはどういうことでしょうか。
実は人間の体は一日の時間帯によって体に脂肪が付きやすい時間と付きにくい時間があるのです。
これは昔から言われていたことですし、何となくはわかっていても実際に具体的な数字で知っている方はあまりいらっしゃらないかと思います。
ではまずは何故そんなことが起きるのでしょうか? それは体の中のある物質が深く関係しています。
脂肪をため込むタンパク質「BMAL1」と「時計遺伝子」
BMAL1というタンパク質の存在は皆さんご存知でしょうか? おそらくほとんどの方が聞いたことがないと思います。
このタンパク質は外部から取り入れるものではなく、体の中で合成され分泌されるものです。
このBMAL1というたんぱく質の役割は
体の中の脂肪の合成を促すとともに、脂肪細胞の分化を促進して新たな脂肪細胞を作り出す働きがある
と言われています。
そして、BMAL1は「時計遺伝子」と呼ばれる遺伝子群の働きによって体の分泌量を調整されているため、常に一定の割合で体の中に存在しているわけではありません。
つまり、同じ量、同じ内容の食事を食べていて一日の摂取カロリーが同じだとしても、それらをどの時間にどれくらい摂るかで体の脂肪の付き方が変わってくるということなのです。
夜遅くに食事をすると太るは本当だった
夜遅くご飯を食べると太りやすいというのはかなり昔から言われていました。
これは根拠がなくても昔の人たちは経験則として何となく知っていたのでしょう。
では実際にどのようにして分泌量が変化していくのでしょうか。
先にお伝えしておくとBMAL1が一番多く分泌される時間帯は夜の時間帯、それも深夜帯にピークを迎えることになっています。
下の表はBMAL1の分泌量と時間帯を表した表になります。
夜の2時にピークを迎え、14時に向かって落ちていき徐々にまた上がっていきます。そして22時を境に急激に分泌量が増えていっているのがわかるかとおもいます。
夕食は夜の22時までに摂るのがベター
ですのでこのBMAL1の存在を鑑みた場合、食事をとる時間で一番気にするべきは夕食で出来ることなら18時、遅くとも22時までには夕食を済ませておくのがベターかと思います。
仕事の関係上どうしても夕食の時間が遅くなるというような場合、食事の内容をサラダをメインにする、脂肪として蓄えられやすい脂質を抑え気味にする、などの工夫をするとよいでしょう。
さらに言えばそこまで遅くなってしまった場合、食事は軽く小腹を満たす程度にしてプロテインを飲んでしまえば空腹感が抑えられると思いますので、その間にさっさと眠ってしまうのも一つの手だと思います。
その時は軽くお酒の力を借りるなどしても構わないでしょう。
逆にお昼はほとんどBMAL1の分泌量がありませんので、高カロリーのものを食べてもまだ影響は少ないと言えます。
おやつとか15時にとりますよね? これってBMAL1が一番少ない時間帯なんですよね。本当にうまくできてるなあって感心します。
まとめ
いかがだったでしょうか。
昔、歌手の倖田來未さんがプロポーションの維持に何か気を付けていることはありますかと尋ねられていた時に
「18時以降は何も食べないように徹底している」
と答えていたことがありました。
まさにBMAL1の特性を理解した素晴らしい管理方法だと思います。
とはいえ私たち一般の社会人は夜が遅くなることもあり、どうしても日付が変わる前後にしか夜ご飯を食べることが出来ないというようなことも多々あるでしょう。
ですので絶対に守らないとというわけではありませんが、意識的に夜の食事量を減らしたり、内容に気を付けてみると少しは体重の変動の仕方も変わってくるかもしれません。
カロリーの高いものが食べたいときはお昼に済ませるなどすると脂肪になりにくいので息抜きがしたい時などにはいいかと思います。
今日は食事の時間についてお話ししました、皆さんの参考になれば幸いです。
本日もご覧いただきありがとうございました。