こんにちは。
今日はタイトルの通り、
糖質制限ダイエットをしていて、途中で他のダイエットに切り替えても大丈夫なの?
というテーマでお話ししていきたいと思います。
結論、問題なし
さっそくですが、結論としては全く問題ありません。
というのも、あなたが糖尿病などでインスリンの代謝に異常が見られていないのであれば、糖質を摂るダイエットに切り替えて血糖値が上がったとしても、それはきちんとエネルギーとして吸収されるので特にこれといって怖がる必要はありません。
たまに言われるような、糖質をしばらく摂っていなかったから糖の代謝機能が落ちているだとか、血糖値がバク上がりするといったようなことも起きません。
体のエネルギー源がケトン体からグリコーゲン(糖質)に代わるだけですし、もっと言えばそちらの方があなたも慣れ親しんでいるでしょうからやりやすさという面でも切り替えるという選択肢はありです。
とはいえ、糖質ありきのダイエットでも大丈夫ですよ、だけでは面白くありませんので、少し深堀して、その時の注意点を1つ紹介していこうかなと思います。
糖質を含むダイエットをするときは糖質の量を増やしすぎないこと
まず、糖質を摂ることを含むダイエットをすることは全然問題ではありません。
ただ、その時に糖質の割合を増やしすぎるのは絶対というわけではありませんが、正直私は推奨しません。
というのも、このブログを読んでいる方や、糖質制限ダイエットをしている方なら多分ほとんどの方がわかっていると思いますが、総エネルギー量は変わらなくても、糖質を摂りすぎてしまうことによって血糖値スパイクが起きてしまうからです。
ダイエットにおける血糖値スパイクの弊害を挙げるとすると大きく2つあると思っています。
血糖値スパイクの弊害1~糖質への過剰欲求~
血糖値スパイクが起きた後は先日のグルコスタティックセオリーの記事でもお話ししましたが、その後に起きる糖質への過剰な欲求が高まるため、抑えようとしても、糖質を摂ることを抑えられなくなる可能性があります。
当たり前ですが、糖質を過剰に摂るということはその分カロリーも摂りますし、血糖値もまた上がってしまいます。
そうなってしまったら、
糖質を摂りすぎる → 糖質が欲しくなる → 糖質を摂りすぎる
といった普通の食事とはまた別に糖質のループに陥ってしまうことになります。
私自身が経験したことですが、糖質を全くとらないでいた時期にコンビニのお弁当コーナーを見た時と、糖質を摂りだしてから見た時とでは、実際問題として、脳の疼きみたいなものが全然違いました。
なんというか、おにぎりや焼きそばを見たときに、それを食べたときの快感?のようなものが軽くフラッシュバックするのです。
もしかしたら私が異常なのかもですが、、、(^_^;)
ただ、そうなるとそれを太る太らないといったカロリー的な問題として食べるかどうか、よりも「食べたいから食べる」というただの欲望に流されてしまうのです。
そうなると理性よりも本能が上回ってしまいますから、健康に良い悪いとかカロリー的に太る太らないとかよりも食べたいだけになってしまい、それらのことは頭からすっぱりと消え去ってしまう可能性が捨てきれなくなります。
そうなるともう失敗してしまいそうなのは何となくわかりますよね(^_^;)
血糖値スパイクの弊害~イライラなどの精神的ストレス~
血糖値スパイクの弊害としてもう一つダイエットの邪魔になってしまうものがストレスです
。
血糖値スパイクが起きた後に血糖値が下がることによって
- イライラ
- 落ち着かない
- 集中力不足
- 怒りっぽい
などの症状が起きてしまいます。
イライラしていたり、落ち着いてとほんのちょっとしてことでストレスを溜め込みやすくなり、ストレスフルな状態になってしまいます。
そしてそうなった時、大体の場合は爆食いしてしまう傾向の方が多いのかなと感じています。
それは私自身がやはりストレスをため込むと爆食いしてしまう癖があるためで、肥満傾向にある方の多くはおそらく同じ傾向を持ってらっしゃるかと思います。
人によってはストレスをため込むと逆に食欲がなくなる、という方もいらっしゃいますが、ダイエットをしたいと思ってしまうような方は多分爆食いしてしまうのではないかなと思います。
ちなみに糖質を摂っていた時と摂っていなかったときで、私自身が経験したことをお話すると、他の要因でのストレスもあったでしょうが、自分でも人が変わってしまったと思うくらいにイライラが止まらない時期がありました。
それは本当に些細なことで、今では思い出すことも出来ないほどの小さなことでも一回一回イライラしてしまい、頭のなかでその人をやりこめてしまうのです。
そんなことをしても全く意味がなく、逆にそれでさらにストレスをため込んでしまって負のループに陥ってしまいます。
脱線しますが一度ストレスをため込みだすと、その原因を思い出してはまたイライラするので本当によくないんですよね…
それで話を元に戻すと、爆食いしてしまうことによってふたたび血糖値スパイクが起きてしまい、またイライラして…と、これもまた糖質のループに陥ってしまうため注意が必要なのです。
私が糖質制限をしていて思ったことは、糖質制限の場合、爆食いしてしまうことがあったとしても、次の日からまた元の食事内容に戻すことがすごく簡単なのです。
それはもちろん血糖値が上がらないからできることで、もし糖質を摂るダイエットをしていて、ある時に爆食いしてしまうことがあると、そこからまた元の内容に戻すときに結構大変なんじゃないかなと思います。
だって次の日すごいお腹減りますからね(^_^;)
これも実体験です(笑)
まとめ
ちょっと短いですが、今日はこれくらい。
正直、糖質制限ダイエットは万能ではありません。
これは以前にも書いていることで、おそらくずっと変わらない思想です。
じゃあ、なんで万能じゃない糖質制限を進めているかというと
- 人によってはかなり取り組みやすい
- やっているうちに糖質の摂りすぎに気が付ける
- 糖質を摂らなくなったことの変化に気が付ける
といったただ体重が落ちる以外のメリットを感じられるということも含まれています。
ですので、一部の例外を除いて出来る人は一度でいいのでしっかりした糖質制限に取り組んでみていただければその変化というものは必ずその身をもって理解できるはずだと思います。
とはいえ、お金の問題、食材の問題、周りとの食生活の問題など、はっきりいってスタンダードな食事方法ではありませんから、継続してずっと続けていくのは難しいかも知れません。
ただ、本当に一度でいいので3カ月ほど糖質制限をしてみていただければなと思います。
皆さんが健康でありますように。
本日もご覧いただきありがとうございました。