こんにちは。
いきなりですが、
糖質は悪だ!麻薬だ!
そんな話は聞いたことはありませんか?
当ブログも糖質制限に取り組む人たちを応援しているブログですので、こういった話には敏感です。
では、本当に糖質って悪なんでしょうか?
制限しろって言ってるくせに何言ってんのって言われちゃうかもですが、聞いてください。
そんなわけで、今日は糖質制限を巡ってよく話題に出るお話の一つ。
- 糖質は悪なのか?
- 糖質は体に害のある悪者なのか?
- 糖質を摂ることは悪いことなのか?
このあたりについてお話ししていきたいと思います。
糖質は体に必要な栄養素
先に結論を言ってしまうと糖質は悪などではありません。
れっきとした体に必要な栄養であり、0になるととても困ります。
脳は糖質しかエネルギーにできない
脳は一日に20グラムの糖質が必要とされており、糖質の供給が全くの0になると脳は活動ができません。
糖質制限を行う際は一日に40~130グラムに抑えるようにとされてますが、逆に言えばそれだけの糖質は摂りなさい、という意味でもあります。
ではなぜ糖質制限をすすめるのか?
ならば、なぜ糖質制限でダイエットを進めるのか、糖は悪ではないのに制限をする理由がわからない、矛盾しているといわれてしまうかもしません。
糖をまったくの0にするということではない
先に書いたとおり、糖質制限でもきついもので40~130グラム推奨としています。
では、なぜ私が糖質制限でのダイエットを進めるかというと
|
などの理由から単純に食事量を減らしたり、リンゴダイエットやキャベツダイエットのように何か一つの食品だけを食べるダイエットよりもはるかにストレスが少ないからです。
それに何よりも自分自身が実践をして、体重を減らし今もキープが出来ているという点が最大の理由です。
そうでなければこのようなブログも書いていません。
そもそも現代人は糖質過多
また、余談ですが現代人は運動量に比べて摂取している糖質が多すぎるという事実もあります。
現代はエネルギーの60%を糖質から摂っていて、生活習慣病の一つであるⅡ型糖尿病のリスクなども頻繁に語られています。
ですが、昭和初期の人たちは一日のエネルギーの80%を炭水化物(糖質)で摂っていましたが、Ⅱ型糖尿病になる人はほとんどいなかったそうです。
理由としては昭和初期の人たちは運動量が現代人に比べ10倍はあったと思われるためです。
車や電車を初めとした文明の利器が全くなかったので、運動量が上がるのは必然ですよね。
逆に現代人は運動量が減っていますが、糖質の摂取量はそれほど減っていないため、糖尿病リスクが高まっていると言えます。
こういった点からも糖質制限とまではいかなくても、日常的な糖質は減らし、他の食品でエネルギーを賄った方が健康のことを考えれば懸命ではないかと思います。
まとめ
- 糖は体に必要な栄養素なため、悪であるということは絶対にない。
- 糖質制限をすすめる理由は他のダイエットに比べて取り組みやすく、糖新生による基礎代謝アップも見込める方法であり、自分自身が実践し、成功出来たため。
- 現代人は運動量に比べ糖質を摂りすぎな傾向にある。
- 糖質を0にするのではなく、他の食品でエネルギーを賄い糖質を制限するとよい。
いかがだったでしょうか。
糖質の摂りすぎが問題視されている昨今ですが、何事も摂りすぎれば問題なのは当たり前です。
カフェインでも塩分でもそれこそ水ですら摂りすぎると体に悪影響を及ぼします。
だからといってそれそのものが悪であるというのは全くの見当違いだと言えるでしょう。
糖質制限でダイエットに成功した後は緩やかに糖質を摂る生活に戻しても構わないと思います。
私は10キロ痩せたあと、緩めの糖質制限を1年半ほど続けたあと、通常の食事に戻りました。
特にその間健康上の問題はありませんでした。健康診断も問題ありませんでしたね。
結論としては何事も極端な考え方はよくない、ということだと思います。
今日もご覧いただきありがとうございました。