こんにちは。
昨日に引き続き、今日はビタミンCについての基礎知識を書いていこうと思います。
ビタミンAと同じく、特別新しいことは書いていません。
知っている知識の復習に使っていただければと思います。
よろしければご利用ください。
ビタミンCについて
ではビタミンCの基礎知識です。
まず、ビタミンCですが、種類としては水溶性ビタミンに分類されます。
そのため推奨量を大幅に超えるビタミンを摂取したとしてもおしっこなどに混ざって出ていくので、大量に摂っても問題はありません。
別名はアスコルビン酸と言われていますので、ビタミンCが欲しいときはアスコルビン酸と書いてあるサプリでも問題はありません。
知名度で言えばビタミンの中でもビタミンCは一番メジャーなビタミンかもしれません。
メガビタミンと言えばビタミンCですし、巷のサプリやドリンクなどでもよくビタミンC何㎎配合!
なんていうのも見かけます。
私の世代だとC.C.レモンとかが印象に残っていますね、最近は見かけませんが(^_^;)
では、そんなビタミンCは私たちの体の中でどのような役割をしてくれるのでしょう。
ビタミンCの役割
ビタミンCの役割は様々ですが、一番有名なのはコラーゲンの生成ではないかと思います。
コラーゲンといえば皮膚をイメージされますが、
コラーゲンは
- 骨
- 軟骨
- 腱
- 胃
- 腸
- 血管壁
など、体の各部位の細胞の接着剤としてコラーゲンが必要不可欠です。
他には
- 抗酸化作用
- 免疫強化(風邪などの予防)
- アルコールの毒性を弱める、分解を助ける
- 自律神経の安定
- アレルギーの軽減
などが言われています。
特に最近では抗酸化作用や免疫強化の機能から、ガン予防にも有効であるとも言われ、
水溶性ビタミンであることから、多量にとっても影響がないためメガビタミンが流行っていたりもします。
ビタミンC不足による影響
ビタミンCが不足することによる影響は様々ですが、
- 壊血病
- 老化
- 免疫低下
などがわかりやすいと思います。
特に壊血病とビタミンCの関係は特に有名ではないでしょうか。
昔は船乗りの間ではビタミンC不足からのコラーゲン不足による壊血病が流行っていました。
コロンブスの探索隊などは数百名で出発し、返ってきたときはたったの18名。
そのほとんどが壊血病での死亡と考えられています。
1919年、イギリスのドラモンド博士はオレンジ果汁から発見した壊血病予防因子を水溶性C因子と命名し、のちにこれをビタミンCと呼ぶことを提唱しました。
とあるように、ビタミンCは当初壊血病を予防するものとして考えられていたくらい、壊血病は深刻な病気だったのです。
これが解決され、今では壊血病による死亡者は日本ではいません。
それよりも今ビタミンCの不足による影響を現代人が考えるとするならば
- 免疫の低下
- 老化
この2つではないでしょうか。
いずれも長く健康に生きていくために欠かせない要素です。
免疫の低下はもちろん病気にかかりやすくなりますし、老化についてはラットの実験においてビタミンCが不足していた場合、寿命が1/4縮まったというような結果まで出ています。
そのため、ビタミンCは余分にでも摂っておいた方が絶対にいいビタミンと言えるでしょう。
大量摂取しても基本的には大丈夫
ビタミンCは大量摂取しても基本的には問題はありません。
個人的には以前ご紹介したビタミンカスケード理論のように
ビタミンが体の中でどの効果にどの順番で使われるのかといった体の仕組みは人によって違うのではないか、
といったことがあるかもしれません。
そのため、ビタミンCがどのくらいいるのか、自分が欲しい効果に届くまでどれくらい摂ればいいのかはわかりません。
ですので、こんなにもいらないとわかっていても、あえて大量に摂ることで、ビタミンCが必要とされる機能に全て行き届くと思われます。
大量摂取しても悪影響はなく、体の隅々まで届くようになるので、ビタミンCを摂るときは多めに摂ることを意識しておいた方がいいでしょう。
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まとめ
ビタミンCはかなり不足しないとその効果はわかりません。
そのため、体に不調があるけど、その原因がビタミンCにあると思う人はかなり少ないと思います。
ビタミンCは私も一度大量に飲んでみましたが、不思議とお酒の残りも少なく、目覚めも早くなっていました。
今はマルチビタミンに変えていますので、ビタミンCの大量摂取はしていませんが十分量は足りていると思っています。
先ほども書いた通りビタミンCの大量摂取による弊害はほとんど見受けれられていません。
そのため、基本的に健康な方は大量摂取しても問題はないと考えていいでしょう。
値段もかなり安いのでとりあえず飲んでおこう、くらいの感覚で飲んでしまうのもありだとおもいます。
風邪の予防なども期待できますから、まず飲んでいて間違いはないとおもいます。
皆さんが健康でありますように。
本日もご覧いただきありがとうございました。