【塩だけど】あなたに教えたいナトリウムと塩素の基礎知識【塩じゃない】

こんにちは。

 

あなたに教えたいミネラルの基礎知識、今日なナトリウムと塩素についてです。

 

今回は2つまとめて紹介します、その理由は多分皆さん想像つくでしょう(笑)

 

 少しお付き合いください。

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ナトリウム、塩素とは? 役割は?

 もう、皆さん知っていると思いますので、ナトリウム、そして塩素とは塩です(^_^;)

 

 正確にかけば、塩の正式名称は塩化ナトリウム、つまり塩素(CL)とナトリウム(NA)がくっついた状態で存在します。

 

 そのため、 塩分 = ナトリウム+塩素 と考えていただいてOKです。

ナトリウム、塩素の役割

 ナトリウム、塩素の役割はそれぞれ以下のようなものがあります。

ナトリウムの役割

  • 体内の水分バランス、細胞外液の浸透圧を維持
  • 体内のPh値の調整
  • 筋肉の収縮
  • 神経の情報伝達
  • 栄養素の吸収・輸送
  • 血圧を調節
  • 胆汁、膵液、腸液などの材料

 

塩素の役割

  • 体内のPh値の調整
  • 体温の調整
  • 胃酸の材料
  • 体内の老廃物の除去

 ナトリウムは神経伝達や筋肉の収縮の他にph値の調整や浸透圧の維持を担っています。

 

 そのため摂りすぎると浸透圧がおかしくなり、水分が外に余計に出てしまいます、これがむくみとなって顔や体の部位に現れます。

 

 また、塩素はナトリウムと同じくPh値を行っているほか、胃酸の塩酸の中にあるペプシンという消化酵素の材料にもなります。

 

 塩素が不足すると胃酸の塩酸の濃度が低くなるため、消化不良や食欲の不振などの症状が表れるようになります。

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ナトリウム、塩素の必要量、が豊富な食材

 ナトリウムの一日の必要量はおよそ600㎎

 

 これは食塩換算で言うとたったの1.5gにしかなりません。

 

 ただ、この数字は日本人だけでなく、他の国や民族でも一日1.5gというのは無理があります。

 

 むしろ塩分は全体的に摂りすぎている傾向にあり、平成27年の調査では成人の1日あたりの食塩摂取量平均値は10.0 gです。(男性11.0 g、女性9.2 g)

 

 そのため、厚生労働省では1.5gという数字は基本的に必達しているものとして考え、逆に生活習慣病の予防を目的とした食塩の摂取量を7~8gに抑えるようにというガイドラインを立てています。

ナトリウムの食事摂取基準 (mg/日、( )は食塩相当量[g/日])2)
性別男性女性
年齢等推定平均必要量目安量目標量推定平均必要量目安量目標量
0~5(月)100(0.3)100(0.3)
6~11(月)600(1.5)600(1.5)
1~2(歳)(3.0未満)(3.5未満)
3~5(歳)(4.0未満)(4.5未満)
6~7(歳)(5.0未満)(5.5未満)
8~9(歳)(5.5未満)(6.0未満)
10~11(歳)(6.5未満)(7.0未満)
12~14(歳)(8.0未満)(7.0未満)
15~17(歳)(8.0未満)(7.0未満)
18~29(歳)600(1.5)(8.0未満)600(1.5)(7.0未満)
30~49(歳)600(1.5)(8.0未満)600(1.5)(7.0未満)
50~69(歳)600(1.5)(8.0未満)600(1.5)(7.0未満)
70以上(歳)600(1.5)(8.0未満)600(1.5)(7.0未満)
妊婦 
授乳婦

 

 一方塩素に関しては必要量も定められていませんし、耐容上限なども特に定められていません。

ナトリウム、塩素が不足した際の症状

ナトリウム、塩素が不足すると以下のような症状が表れると考えられます。

ナトリウムが不足した際の症状

  • 疲労感・脱力感
  • 血液濃縮
  • 食欲不振
  • 筋肉のけいれん
  • 錯乱
  • 吐き気

塩素の不足が不足した際の症状

  • 低クロル性アルカローシス
  • 乳児では成長障害
  • 胃液の酸度が低下による、食欲不振、消化不良

 

 両方に共通するのは食欲不振。

 

 そしてナトリウムでは疲労感や脱力感、塩素ではアルカローシスと言って体がアルカリ性に傾いてしまったりもします。

 

 体が酸性に傾いてしまうアシドーシスとは反対ですね。

 

 ただし、どちらも起こりうることはほぼ絶対と言ってないでしょう。

 

 先ほども書いた通り、必要量が食塩1.5g相当に対し、平均で10ℊ前後摂っているのですから、約6倍も多く摂っている計算になります。

 

 なにかしらの事情で塩分がどうしても取れない・・・なんて環境も考えられるはずもなく、自分で起こそうと思わない限りは起きようがありません。

 

 強いてあり得る状況を考えるとするならば、夏のものすごく暑い時期に水分と塩分を補給せずに長時間の運動をした時や、ノロウイルスなど、脱水症状を引き起こすくらいに大量のおしっこや排便をしたときなどは急性のナトリウム不足に陥ると考えられます。

 

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ナトリウム、塩素を過剰摂取した際の症状

ナトリウム、塩素を過剰摂取した際の症状は次のようなものが考えられます。

 

ナトリウムを過剰摂取した際の症状

  • 高血圧
  • がん
  • 腎障害
  • 動脈硬化
  • 脳卒中

塩素を過剰摂取した際の症状

  • 特になし

 塩素に関しては過剰摂取による健康被害は確認されていません。

 

 というか塩素単体で過剰摂取するなんてことはまず無理なので、塩分の摂りすぎと同義と考えていただいて結構です。

 

 その塩分の主役であるナトリウムの摂りすぎは皆さんご存知だとは思いますが、体の中の浸透圧やph値がおかしくなることによって高血圧や動脈硬化、それに腎障害やガンにまで発展します。

 

 塩分を摂りすぎている人は通常よりも胃がんのリスクが高いことが大規模コホート研究によって示唆されています。
参考:食塩・塩蔵食品摂取と胃がんとの関連について

 

 特に塩分濃度が10%近くもある非常に塩気の強い塩蔵魚卵(いくらなど)や塩辛、練りうになどを好む人は、男女を問わず胃がんリスクが明らかに高くなることもわかっており、ご飯のお供やお酒のつまみにはもってこいの塩ものも摂りすぎると、高血圧だけではすまず、がんリスクまで上げてしまうことは覚えておいた方がいいでしょう。

まとめ

ナトリウム、塩素のまとめは以下のようになります。

まとめ

分類主要ビタミン、というか塩
体の中の役割
  • ナトリウムの役割
    • 体内の水分バランス、細胞外液の浸透圧を維持
    • 体内のPh値の調整
    • 筋肉の収縮
    • 神経の情報伝達
    • 栄養素の吸収・輸送
    • 血圧を調節
    • 胆汁、膵液、腸液などの材料
  • 塩素の役割
    • 体内のPh値の調整
    • 体温の調整
    • 胃酸の材料
    • 体内の老廃物の除去
一日の推奨量(成人)

ナトリウム・・・600㎎(食塩1.5g相当)

塩素・・・なし

一日の上限量(成人)

ナトリウム・・・食塩8g前後

塩素・・・特になし

不足した際の症状
  • ナトリウムが不足した際の症状

    • 疲労感・脱力感
    • 血液濃縮
    • 食欲不振
    • 筋肉のけいれん
    • 錯乱
    • 吐き気

    塩素の不足が不足した際の症状

    • 低クロル性アルカローシス
    • 乳児では成長障害
    • 胃液の酸度が低下による、食欲不振、消化不良
過剰摂取にした際の症状

ナトリウムを過剰摂取した際の症状

  • 高血圧
  • がん
  • 腎障害
  • 動脈硬化
  • 脳卒中

塩素を過剰摂取した際の症状

  • 特になし

備考

  • 基本的に不足することは非常に稀、というかない。
    • 夏の長時間運動や、ひどい下痢などの場合のみ注意が必要。
  • 不足よりも摂りすぎているのが普通と思っておき、基本は減らすようにしておく方が吉。

 

 醤油や塩コショウで味付けしたものを一品でも食べればそれだけで必要量には達してくれます。

 

 和食は基本醤油がベースになっているので、やはり摂りすぎに注意しておいた方がベターと言えるでしょう。

 

 摂りすぎは胃がんの他にも食道がんのリスク上昇も指摘されています。

 

 塩分の摂りすぎでがんになるってなんとなくですけど私は嫌です(^_^;)

 

 皆さんも塩分の摂りすぎには注意してくださいね。

 

 皆さんが健康でありますように。

 

 本日もご覧いただきありがとうございました。

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