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糖質制限をすると老ける?

更新日:

 

こんにちは。

 今日は糖質制限をすると体が中身、外見ともに老けてしまう、というテーマについてお話ししていきたいと思います。

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糖質制限をすると老けるは嘘

 先に結論を言ってしまうと糖質制限をすると老ける、は嘘です。

 今回は糖質制限の第一人者の江部康二医師の言葉も引用しながら進めていきたいと思います。

 この概念が根付き始めたのは最近のことでしょう。

 東北大学がマウスを使った実験で糖質制限をしたグループが20~25%寿命が短かったというものです。

マウス実験は前提が間違っている

 この実験について江部医師はこのように述べています。

マウスやラットで糖質制限食(高脂肪・高タンパク食)の実験をすること自体が、根本的な間違いだと言わざるをえません。なぜなら、マウスやラットなどネズミ類の本来の主食は草の種子(すなわち今の穀物)だからです。

草原が地球上の有力な植生として現れる鮮新世(510万年前)以降、ネズミ科の動物が出現して爆発的に繁栄します。510万年間、草原の草の種子(穀物)を食べ続けてきたネズミに、高脂肪・高タンパク食を与えれば、代謝が破綻するのは当たり前です。

 この後にもう一つの例えとしてゴリラにステーキを食べさせるようなものとも述べています。

 つまり、人間とマウスでは食における前提が違いすぎていて、

人間の食生活をマウスがしても参考にならない、ということです。

 ゴリラもマウスもどちらも草食動物であり、

肉や魚を主食として食べることはありません。

 そういった生き物はもちろん肉や魚を大量に食べることが出来るようになっていませんので、

肉だけの食事のような高脂質食を与えれば体にストレスがたまり寿命が縮まるのは当然の結果と言えます。

 ですが、ここで一つの反論が出てきます。

じゃあなぜ薬物の実験はマウスでやっているんだ、と。

薬物実験と食物実験は違う

このことについて、江部医師は短いですがこう述べています。

薬物の作用や毒性をネズミ類で動物実験するのは、研究方法として比較的問題は少ないと思います(動物実験自体の是非は置いておきます)。

しかし、本来ヒトと主食がまったく異なるマウス・ラットなどネズミ類で、人類の食物代謝の研究を行うのは、出発点から根本的に間違っている可能性が高いので注意が必要です。

と。

 江部医師はこれ以上のことは述べていません。

 医師である江部医師はもう薬物と食物の実験の違いがわかっているので、これだけで終わらせてしまったのでしょうが、素人からしたら何がどう違って薬物はよくて食物はダメなのかがいまいち判然としません。

 この書き方だと

薬物だって違う生き物だからデータ取っても意味ないんじゃないの?

と思われる人もいらっしゃるかもしれません。

実際私は思いました。

一般人にとってマウス実験がなんで行われてるかなんて細かい理由なんて知りませんからね。

 そこで、ここからは専門家でもなんでもない私ですが少しそのことについて調べました。

以下はその情報をまとめた補足になります。

まずはマウスが実験でよく使われる複数の理由を説明しなければなりません。

マウスの薬物実験における有用性

マウスが実験に利用される理由は以下の通りです。

  • 飼育がしやすい
  • 世代周期が早く子供がすぐにたくさん生まれる
  • 小型のためスペースが少なくてすむ
  • 遺伝子組み換えが容易

 犬や猫などの中~大型動物でも実験は行われていますが、飼育が難しく、世代周期が難しく遺伝子組み換えも難しいなどの理由からそこまで用いられることはありません。

 マウスは妊娠から出産までの周期が早く、妊娠させるときに意図的に遺伝子を減らしたり組み込んだりすることで特定の遺伝子を付けたり減らしたりして研究のデータとして取り込んでいます

 また、薬物の実験などでは人と同じ構造を持っている神経や、毛根など、特定の部位に対して薬物を打ち込み、それらの変異データをもって人間に応用することを目的としています。

 

薬物実験と食物実験の大きな違いはここにあります。

 

 薬物実験は人間もマウスも同じように持っている、

似通った部分に対してピンポイントで行っています。

この似通った部分というのが非常に重要です。

マウスのしっぽに薬を打ち込んで人間に使おう! なんて研究者はいません。

神経細胞など人もマウスも等しく持っていて機能も同じものに対して実験をおこなっています。

 ですが、今回の食物実験の場合、人間とマウスでは食生活が根本から違うのにも関わらず、マウスの食生活を変えたら寿命が縮まった、というような研究になってしまっています。

 このような条件でマウスに何らかの変化が起きたとしてもそれは医学的な根拠、いわゆるエビデンスとしては認められないと思います。

 ゴリラにステーキという例えを江部医師はとられましたが、

これを私なりに薬物実験に置き換えさせていただくと

 

魚に薬物を与えたら元気になったから人間も元気になるだろう

 

というくらい前提条件からしておかしなものなのです。

魚に効く薬が人にも効くと思いますか? 

江部医師が述べているのはそういうことなのです。

まだこのデータは認められていない

 さらに補足しておくとこの実験の報道がされた時点では、

東北大学はこんな実験をしたらこんなことになったよ!

という発表をしただけであって、論文にまとめて提出すらしていません。

 

 もちろんするとは思いますが、こういった実験結果は公的に認められるには論文をしかるべき機関に提出し、その実験の前提、論旨の正当性、実験の有用性などを審査されて、認められることで初めて教科書や世界の各大学などで引用されるようなデータとなるのです。

 

 ですので今はこの実験の有効性、正当性はまだ認められておらず、これからどうなるかはわかりません。

 簡単に言えば結果はまだ出てないけどこんな内容の裁判を起こしたよ! みんな知っててね! という程度のレベルです。

 裁判起こしたからってその訴えの内容が正しいかどうか、認められるかどうかはわかりませんよね?

 ですのでこの実験結果をもって糖質制限に対する意見をどうこう言うのは早計ですし、私個人からすれば江部医師同様に前提条件を間違えたデータだと思います。

むしろ糖質を摂りすぎる方が老けるという事実

 最後にほんの軽くだけ触れておきますが、糖質を摂りすぎる方が老けます。

 こちらはすでに人間でメカニズムがはっきりと説明されています。

 また後日取り上げるのでそのまま待っといていただいても結構ですが、興味がある方は

「糖化」

という言葉で調べてみてください。

 肌の老化、心筋梗塞、アルツハイマーなど、様々な病気の原因にもなっているもので、こちらの方がよほど気を付けないといけません。

まとめ

いかがだったでしょうか。

 少し有名人の言葉をお借りして書いてみた記事でしたが、うまく引用できていれば幸いです。

 動物実験に関しての賛否は置いておいてマウスの実験ではやはり人に置き換えるのは無理があると思います。

 せめて人と食生活が同じ生き物でやらないとこれらのデータは有用とはいいがたいのだと思います。

 また糖化に関しては別記事で上げさせていただきます。

皆さんの食生活がよくありますように。

本日もご覧いただきありがとうございました。

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