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糖尿病の標準治療における食事療法。やはりエビデンスがなかった

更新日:

こんにちは。

このブログを書きだしてから疑問が尽きない問題がありました

今日はそのことについてお話ししていきたいと思います。

 

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結局なかった医学的根拠

さて、その問題とは糖尿病の食事療法。

 

要点だけご説明すると

  • 糖尿病の食事療法はカロリー制限
  • バランスは一日のエネルギーのうち、炭水化物を50~60%、タンパク質を20%、それ以外は脂質で摂る
  • この内容は40年来ずっと変わっていない

というもの。

 

以下の記事にて取り上げたのですが、

糖尿病の標準治療ガイドへの不信感

 

この時に、この標準治療における食事療法に関する医学的根拠、

いわゆるエビデンスと呼ばれるものが見つかりませんでしたと書きました。

そして、残念ながらいくら探してもその根拠はみつからなかったのです…

 

そりゃそうです、ないものをいくら探しても出てくるはずはありません。

 

そのことを示唆するように、

日本の糖尿病の標準治療ガイドの項目にも変化が表れています。

 

おかしな推奨グレード

2010年の食事療法の推奨グレードはA。

 

根拠は医師たちによるコンセンサス。

 

コンセンサスとは日本語で「同意」を意味します。

誰の同意かというともちろんガイドを作ったお医者さんたち。

 

つまり、

お医者さんたちがそういってるから

別に根拠も実験データもないけど、これが正しいから! ちゃんと守ってね!

っていうことです。

 

これはあまりにおかしいですよね。

人の命がかかっているところでこれはないと思います。

 

医者は科学者でもあるのですから、しっかりとしたデータをもとに結論を出すか、

ないのなら実験をしてデータを出すべきなのです。

 

そして、2016年ではその項目は外れています。

流石によくないと思ったのか、

あるいはこの食事療法で

毎年1万6千人もの方が人工透析を受けることになっているという事実

を現実的に受け止めだしのかは知りませんが、

とりあえず推奨グレードはなくなっていました。

 

ただし、その内容には全然変化はありません。

 

相変わらず見るべきポイントはカロリーでしかなく、糖質に重きを置いていません。

 

これではグレードを上げようが下げようが意味がないと思いませんか?

 

いい加減見直しに本腰を入れたらどうだといいたくなりますよね。

 

私の父が糖尿病治療を受けていても意味がなかったという気持ちは

今でも変わらないままです。

 

そしてそれは最近の2018年の11月に行われた日本糖尿病学会が主催する

「食事療法に関するシンポジウム」でも以下のように指摘されています。

勝川 史憲氏(慶應義塾大学スポーツ医学研究センター)は「糖尿病患者のエネルギー必要量:エビデンスと歴史的経緯について」を講演した。

 糖尿病患者の体重当たりの総エネルギー必要量に対して、「根拠となるデータが公表されていない」と指摘する勝川氏は、エネルギー消費量の計算においてゴールデンスタンダードな二重標識水法について解説。この方法は、自由行動下のエネルギー消費量を精度高く測定する方法であるが、コストが高く多人数の測定が困難であるという。

 同氏がこの方法を用いた海外を含む4つの文献データを基に、総エネルギー消費量とBMIをプロットしたところ、「糖尿病患者のエネルギー必要量は健康な人と差がない、もしくは5~6%程度高め」という結果となった。これを踏まえ、現在の過少なエネルギー処方が、減量の不良や高齢者の虚弱に繋がることを指摘した。また、種々の食事調査と二重標識水法による総エネルギー消費量を評価した研究結果を挙げ、「太った人の食事調査ほど当てにならない」とコメントした。

アメリカではすでに糖質制限は認められている

 そんな鉛でも入っているのかと思うほどに腰が重い

日本の糖尿病学会とは違い、アメリカの糖尿病学会ではすでに糖質制限はみとられています。

江部医師が時系列でまとめていただいていますが、

1)2007年までは、糖質制限食を否定です。
2)2008年に、肥満を伴う糖尿病患者に1年間の期限つきで有効性を認めました。
3)2011年に、肥満を伴う糖尿病患者に2年間の期限つきで有効性を認めました。
4)2013年10月、「成人糖尿病患者の食事療法に関する声明」を
  2008年以来5年ぶりに改訂し、
  適切な三大栄養素比率は確立されていないことを明言しました。
  そして「糖質130g/日が平均的な最小必要量」という文言を削除し、
  肥満の有無は関係なく、期限なしで、正式に糖質制限食を容認しました。
  そして患者ごとに個別に様々な食事パターン〔地中海食,ベジタリアン食,糖質制限食,低脂質食, DASH(Dietary Approaches to Stop Hypertension)食〕が受容可能としました。

アメリカではすでに10年ほど前から糖質制限食について

しっかりと議論、研究をし、すぐにとはいかずとも徐々にその結果を見解に反映させてきました。

お気づきかもしれませんが、

2008年には1年の期限付きでOK、2011年には2年の期限付きでOKと刻々と

アメリカの糖尿病学会が変化を遂げているさなか、

日本糖尿病学会はコンセンサスを根拠だなんだとふざけたことを言っていたのです。

あてにならないとはまさにこのこと。

  • WHO
  • 米国糖尿病学会
  • スウェーデン

などなど、国際的に権威のある機関、もしくは国そのものが糖質制限食について

肯定的な意見を表しています。

スウェーデンでは糖質制限が大流行

糖質制限は世界基準? ある機関の出した指針とは…

 

WHOは少し意味合いが違いますが、それでも果糖などの血糖値を急激に上げる糖質を制限しているということで言えばかなり意味合いは近いと思われます。

 

このことを鑑みれば、すでに日本は糖質制限食について

周回遅れの治療を行っているといっても過言ではないと思います。

 

日本の糖尿病治療食の指針などあてにせずに

さっさと糖質制限をはじめてしまった方がよほど健康に良くなると思います。

日本でも改善の兆しはある

ただ、日本の一部でも糖質制限を取り入れようという動きはすでにあります。

江部医師や山田悟医師などはその最たるもので皆さんもよくご存知かもしれませんが、

 

江部医師が盟友と呼ぶ夏井睦医師や

 

東大病院でも2015年の4月から炭水化物をエネルギーの40%に抑える

糖質制限食での食事療法を始めているといいます。

 

ちなみに東大病院の内科教授の門脇 孝医師は

日本糖尿病学会の理事長でもあります。

 

この東大病院での取り組みがいつ日本糖尿病学会のガイドラインに反映されるかはわかりませんが、一刻も早く糖質制限食を取り入れてもらいたいものです。

まとめ

結果的には

日本糖尿病学会の食事に関するガイドラインは現状あてにならない

でした。

 

やはりエネルギー摂取量にばかり目を向けていても糖尿病は治りません。

治ったという人はエネルギー摂取量を抑えた結果、

糖質摂取量も下がった結果オーライということだと思います。

 

糖質制限食があらゆる万病を治す万能薬だなんて私は言うつもりはありません。(実際に糖質制限をしてはいけない人もいます

 

しかし、ほとんどの人にとって糖質制限は有効であるとも思います。

治療をするからにはしっかりとした検査がいるのはもちろんですが、

条件付きでもいいので糖質制限を導入し、一刻も早く人工透析にまでなるような人が減ることを祈ります。

皆さんの糖質制限がうまくいきますように。

本日もご覧いただきありがとうございました。


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