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糖尿病と感染症3 ~歯周病~ 糖尿病の人は歯周病になりやすく、歯周病の人は糖尿病になりやすい

更新日:

 

こんにちは。

 

今日は感染症の3つ目、歯周病についてお話ししていきたいと思います。

 

以前に歯周病と糖尿病のお話はさせていただきました。

 

 ただ、この時のお話は

 

歯周病になると糖尿病にかかりますよ

 

というところに焦点を当ててお話をしました。

 

 

 ただ今回は逆。

 

糖尿病になると歯周病になりますよ

 

というお話です。

 

 

少しお付き合いください。

 

糖尿病になることで起こる歯周病リスク

 糖尿病と診断されると医師から色々なアドバイスや日頃の生活についての注意を受けることがあると思います。

 

 その中で言われる一つのことが

 

「歯周病に気を付けなさい」

 

と言われることです。

 

 

 ここまで直接的ではなくても、口の中は清潔に、とか歯磨きはしっかりと、などというアドバイスはもらうかもしれません。

 

 なぜそういったアドバイスを受けるかというと、冒頭に書いた通り歯周病は糖尿病を、そして糖尿病は歯周病を呼び込むことになるからです。

 

 歯周病が糖尿病の原因になる要因としては、歯ぐきがもろくなり歯周ポケットに細菌が繁殖し、体内に入り込んだりすることで体のストレスとなりインスリン抵抗性が上がるから、と以前におつたえしました

 

 

 では逆に糖尿病が歯周病を呼び込む原因とは何でしょうか。

糖尿病になるだけで歯周病リスクは2.6倍に

糖尿病が歯周病を呼び込む原因は

  • 高血糖による体の抵抗力の低下
  • 血管が傷つくことによって歯ぐきが痛む

といった原因が見られます。

 

 特に抵抗力の低下によって歯周ポケットに入り込んだ細菌に対しての抵抗力が落ちるため、簡単に言えば細菌に好き勝手されてしまうということになります。

 

 糖尿病の人が歯周病にかかる率は普通の人に比べて何と約2.6倍にもなるという結果が出ています。

 

 歯周病新規発症率:2型糖尿病患者は正常者の約2.6倍

 

 

 糖尿病からの歯周病を抑制する方法は血糖コントロールを改善するか、日ごろから歯磨きなどのケアをしっかりと行うくらいしか方法はありません。

歯周病が糖尿病を、糖尿病が歯周病を悪化させて負のスパイラルに

 そして糖尿病が原因で歯周病になることで、今度はその歯周病が原因でインスリン抵抗が上がり、さらに糖尿病を推し進めてしまいます。

 

 そしてまた糖尿病が歯周病を治りにくくして‥‥と放っておくとこの負のスパイラルに陥ってしまい、どんどんどんどん歯周病、糖尿病ともに悪化の一途をたどります。

 

 どこかで糖尿病に対して血糖コントロールをおこなって抵抗力の改善をするか、歯周病に対して歯科にかかり口腔ケアを十分にして食い止める必要があります。

 

 糖尿病の血糖コントロールは言わずもがなですが、歯周病も専門医にかかってしっかりと口腔ケアのアドバイスをもらった方がいいでしょう。

 

 歯間ブラシやフロス、日ごろの歯磨きなど、きちんとケアを行えば歯周病の改善は確実に行えます。

 

 どちらからでもよいのでお互いの原因をつぶしていきましょう。

逆に考えるとお互いをお互いが抑制しあうことも出来る

 

 また、これは考え方一つというわけではありませんが、前向きに考えればどちらかを改善すれば、もう一方も改善されるわけですから、逆に今の状態から確実に症状が改善すると考えることも出来ます。

 

 以前の記事で歯周病の治療をしっかりと行うことでHba1cが改善され、糖尿病の治療に一役買ってくれたという実験データもご紹介しました。

別の実験データもあり、以下のサイトでそのデータが紹介されています。

https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/teeth/h-03-012.html

 

 2つの事例が紹介されていますが、一つはHba1cが7.4%から6.8%へ、もう一つはHba1cが7.9%から6.4%までの改善がみられています。

 

 もちろんこれだけが全てではないでしょうが、確実に血糖コントロールの改善に役立っていることは明らかです。

 

 実のところ成人のうち8割が歯周病にかかっているというデータもあります。

 

 糖尿病と同じく自覚症状がないものですから、知らずかかっている方の割合というものは結構多いものなのです。

 

 ですので、今までお口の中のケアにあまり興味がなかった人も一度口腔ケアというものに意識を向けてみてはいかがでしょうか。

まとめ

 歯周病というものは他にも心筋梗塞や骨粗鬆症など、糖尿病と同じくかなり多くの合併症を引き起こすものということはあまり知られていません。

 

 以下の図は宮崎県歯科医師会からの引用ですが、動脈硬化、心臓病などの血管に関わる病気にも影響してきます。

 

歯周病は肺炎や低体重児出産・早産のリスクを高め、また糖尿病・動脈硬化・心臓病のリスクを高める可能性があると言われています。一方、糖尿病のほか、骨粗鬆症や喫煙も歯周病のリスクを高める要因となっています。

 

 糖尿病が血管の病気と言われていますが、歯周病が悪化することで糖尿病が悪化するというのも納得がいきますよね。

 

 まだ歯周病や糖尿病の自覚がない方でも歯間ブラシなどはドラッグストアなどに売っていますから、日ごろの歯磨きの頻度や歯間ブラシの使用などをしっかり行えば口腔ケアは一人でも十分に行えると思います。

 

 歯石除去などはさすがに一人ではできないので歯科にかかるとよいと思います。

 

 十分に健康なお口を維持して長生きしたいものです。

 

 死ぬまで美味しいもの食べたいですし(笑)

 

 皆さんが健康でありますように。

 

本日もご覧いただきありがとうございました。

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