糖尿病と感染症1~尿路感染症~おしっこがうまく出なくなる?

こんにちは。

 

糖尿病とそれに伴う合併症に以前「し・め・じ」を取り上げました。

関連記事

覚えておいた方が糖尿病の「しめじ」

  • 神経障害
  • 網膜症
  • 腎症

 

 これらの症状はとても代表的で糖尿病患者であればどれかには程度の差はあれどり患している可能性が非常に高いものです。

 

 ただ、それらの3大疾病以外にも糖尿病でなる病気がいくつかあります。

 

その中の一つが感染症です。



複数の種類がありますので、一つずつ紹介していきたいと思います。



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糖尿病と尿路感染症

 感染症の種類の一つとしてかかる可能性があるものとして尿路感染症があげられらます。

 

 糖尿病患者がかかる感染症の中で尿路感染症は頻度が一番多く、

  • 膀胱炎
  • 急性腎盂腎炎

などの症状が代表的に現れます。

 

その原因は”神経因性膀胱”というものになります。

 

神経因性膀胱

 

“神経因性膀胱”とは神経がうまく働くなることで起こり、

  • トイレが近い
  • トイレに行ってもすっきりしない
  • 尿が漏れる
  • うまくおしっこが出来ない

などの症状が出ます。

 

 膀胱に尿がないのにおしっこに行きたくなる、尿がまだ残っている感じがするのにうまくおしっこが出てくれない、そんな症状です。

 

 原因は神経障害。

「し・め・じ」でいうところの「し」に関連してきます。

神経因性膀胱にはいくつかの種類があり、

  • 中枢性排尿障害
  • 脊髄性排尿障害
  • 末梢神経障害

 

 等がありますが、糖尿病での神経因性膀胱は末梢神経障害に分類されます。

 

 膀胱と脳への伝達がうまくいかないためにおしっこを出さなくても良いときに出したり、出さないといけないときに出なかったりと中途半端な形になります。

 

 尿は体の毒素が溜まっているので外に逃がさずに体にため込んでいると体から毒が逃げず、溜まりつづけることになります。

 

 そうなると腎臓にもダメージがいき、膀胱炎だけではなく、腎機能にも障害が出てきます。

 

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膀胱炎は女性がなりやすい…けど男性も要注意

 膀胱炎は、糖尿病の男性では約5%、女性では約10%にみられ、糖尿病でない方と比べると尿に細菌が混じっている割合が2~5倍であると言われています。

 

 ここで細菌」というワードが出てきましたが、この細菌が入り込み、膀胱炎ではなく尿道炎になるケースもあります。

 

 そしてこの尿路感染症、尿道炎などにかかる割合は男性よりも女性の方が割合的に多いとされています。

上記のデータでも男性が5%であるのに対して女性の割合は10%と2倍近く違いますよね。

 

 ただ、男性も油断していいというわけではなく、神経障害からED(勃起障害)になるケースもあるということです。

 

まとめ

 

 神経因性膀胱の治療には畜尿障害などには抗コリン薬などの投薬治療を、排尿障害には排尿時に下腹部を押さえて助ける排尿訓練などを行います。

 

 自分で出来る対策としては尿意を我慢しないこと、陰部、陰茎を清潔に保つことです。

 

 先ほども書いた通り細菌の量も通常の人よりも多いため細菌からの尿道炎などにかかる可能性も低くはありません。

 排尿後のお手入れやウォッシュレットを活用して清潔に保つようにしましょう。

 

 今回は糖尿病と尿路感染症のお話でした。

 

皆さんが健康でありますように。

 

本日もご覧いただきありがとうございました。

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