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スウェーデンでは糖質制限が大流行

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こんにちは。

エーデルワイスが響き渡る北欧の国スウェーデン。

そのスウェーデンで現在、糖質制限が大流行しているのはご存知でしょうか。

その割合は実に約4人に1人とまで言われるほどです。

これほどに高い割合で糖質制限を行っているというのです。

そして驚くべきは糖質制限を政府が認めているということ。

日本よりも糖質制限が進んでいる国、スウェーデン。

今日はそのことについてお話していこうかなと思います。

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1型糖尿病を患っていたある女性医師の話

 スウェーデンで糖質制限が浸透しているといっても初めからすんなりと受け入れられるまでにも紆余曲折はありました。

 きっかけになったのはある女性医師。

彼女の名前はアニカ・ダールクヴィスト。

彼女は1型糖尿病に加えて肥満も患っていました。

 そんな彼女の仕事は保健所の医師。

糖質制限に出会ったのは2004年のこと。

 アニカのお嬢さんが医学部で課題として出された糖質制限を2週間実践していた様子を目の当たりにしたことから始まりました。

 たった2週間の糖質制限の実践で

娘さんが

  • 減量に成功
  • 腸の調子も改善
  • さらには関節炎や頭痛までもがなくなり
  • 精神的にも前向きになった

という目覚ましい効果を遂げました。

そんな娘の様子を見て彼女自身も含め、保健所にやってくる糖尿病患者や肥満に悩んでいる人に糖質制限食を推奨し、そのやり方の指導も始めたということです。

 スウェーデンでは糖質制限はLCHFと呼ばれています。

L は Low

C は Carbo

H は High

F は Fat

つまり低炭水化物、高脂質食の略ということです。

糖質制限と全く同じですね。

通報されたアニカ医師

 そんな中、1年ほど経ったある日、アニカ医師社会庁に通報されてしまいました。

 内容はアニカ医師が患者に行っているLCHFの食事指導が間違っている、つまり、医師として適切な指導を行っておらず患者の健康を損なう恐れがるかもしれない、というような内容でした。

具体的には

「従来とは異なる異端の食事療法」

という通報内容でした。

要するに

「なんかおかしいことをしていることをしてるやつがいる」

「聞いたことがないような内容だ」

「本当に効果があるのか?」

という未知のものに対する恐怖のようなものだったのでしょう。

 いつの時代も新しいものは叩かれたり理解されづらかったりするものなんですよね。

 でも、私はこの栄養士2人が悪い人だとは決して思いません。

 今まで王道だといわれていた食事療法は炭水化物をしっかりとるという内容で、彼ら自身もそれに従って職務を全うしてきたのだから突如として現れたLCHFに難色を示すのは当然の反応といえるでしょう。

 当時のスウェーデンの食品衛生局では、炭水化物の接種目安量は全体の食事のうちの60%となっていました。

糖質制限からみればかなり高い数値です。

 もちろん、これは糖質制限であるLCHFの内容とは全く沿わない内容で、もしアニカ医師の指導が間違っていると判断された時は医師免許のはく奪もあり得るという事態にまで発展。

 通報を受けた社会庁はある人物にアニカ医師の調査を依頼しました。

 その人物の名前はクリスチャン・バーネ教授。

 彼はスウェーデンでは有名なウプサラ大学という大学で教授をしていました。

 日本人には馴染みがない大学名ですが、創設されたのは1477年と北欧最古の大学として知られていて、ヨーロッパの最も権威ある高等教育・研究機関の一つであります。

 また、15人の大学関係者がノーベル賞を受賞しているほどに大学のレベルも高く、バーネ教授はそのウプサラ大学で糖尿病学者として教鞭をとっており、糖尿病の権威と知られている人物でした。

認められたLCHF

 さっそくバーネ教授の調査が開始されました。

 彼の調査結果次第でアニカ医師の医師免許がはく奪されるかどうかの瀬戸際です。

 ただし、良好なものであれば、アニカ医師の免許はく奪どころか、アニカ医師の食事指導が認められる絶好のチャンスでもありました。

調査が開始されたのは2005年。

 そして2年の時間が経過し、バーネ教授の報告書が2007年の12月に社会庁に提出されました。

その結果は…

・・

・・・

・・・・

「There was some scientific basis (short-term trials) for recommending such diets.」

「そのようなダイエットを推奨するだけの科学的根拠は(短期間の実践に当たっては)存在する。」

という内容のものでした。

 バーネ教授はLCHF、つまり糖質制限食を長期的な観点での明言はしなかったものの、短期間での効果については公に認めたのです。

 そして報告書の提出を受けた社会庁はその翌月、2008年の1月にLCHF食事療法を認めました。

急速に広がったLCHF

 この出来事はマスコミに取りざたされ、アニカ医師は本を出版しベストセラーとなるなど、アニカ医師の名前とともにLCHF、つまり糖質制限食もスウェーデンの一般人の方たちにも知るところとなったのです。

 その後また時間が経過し、2011年にアンドレアス・エンフェルト医師という方が調査した報告によると、冒頭に書いたように約23%、実に4人に1人が程度の差こそあれど糖質制限を気にした食事を行っているということです。

まとめ

 いかがだったでしょうか。

その後もスウェーデンではLCHFが休むことなく普及し続けているということですから、スウェーデンの人たちにとってはLCHFはかなり当たり前の食事のひとつになっているのでしょう。

 ただし、どうしても一定数の反対派いるようで、

 彼らは「高脂質はやはり間違いだった」というような論調で様々な自分たちにとって都合のいい論文を引っ張り出してきてはLCHFを批判しているようです。

 糖尿病の権威が認めたものを何故ぶっちゃけ素人に毛が生えた程度の人たちに批判できるのかが不思議で仕方がありません。

 その人たちがやることは声高に適当な論文を引っ張り出してきて適当な批判コメントを出すことではなく、ウプサラ大学に乗り込んでバーネ教授に面と向かって議論を交わし、その結果をもとにきちんとした実験を行って、改めてLCHFの是非を世間に問うことだと思います。

 私の目から見れば彼らのやっていることは強者に正論でもってしても勝てないから苦し紛れにデモを行っている団体などと同じレベルにしか思えません。

 私はいまだに糖質制限が全て、糖質制限さえすれば何もかも解決する、糖質制限は魔法の食事だ、なんてことは言いません。

 糖質制限にもまだまだ議論の余地があるでしょうし、疑問に思っている人たちがたくさんいることも十分に承知しています。

 ただ、どうせ批判したりするのなら冷静な対応をしてもらいたいものだと思います。

 今日はスウェーデンの糖質制限について少しお話ししました。

 糖質制限の効果が証明されて、世の中の人たちの役に立つことを祈っています。

 本日もご覧いただきありがとうございました。

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