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イヌイットの生活に糖質が入り込んだせいでもたらされた様々な弊害

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こんにちは。

 

 先日にカーニボアダイエットを紹介し、その時にエスキモー、イヌイットの食生活を引き合いに出して紹介されているといいました。

糖質制限のお仲間カーニボアダイエット

 

 しかしながらイヌイットの食生活は欧米食が持ち込まれて以降様々な病気に悩まされているとも同時に書きました。

 

今日はイヌイットの生活の変化をご紹介したいと思います。

 

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イヌイットとは

 まず、イヌイットについてですが、エスキモーの一部、あるいはエスキモー自体を指します。

エスキモーとは

北極圏の

  • シベリア極東部
  • アラスカ
  • カナダ北部
  • グリーンランド

に至るまでのツンドラ地帯に住む先住民族グループのことを指します。

 

 人種としては以外にも私たち日本人と同じモンゴロイドになります。

 もう少し厳密にいうと彼らは寒さに適応したモンゴロイドで新モンゴロイドと呼ばれます。

 新旧の違いは寒冷地適応を経ているか否かの違いだけで基本的には同じ種族と考えてOKです。

 

 エスキモーという言葉は本来インディアンの言葉で「かんじきの網を編む」という意味でしたが、東カナダのクリー属という種族の中で「生肉を食べるもの」という言葉と誤って解釈されたことから、時折、差別的な意味合いを持つという解釈からカナダ政府は1970年代から彼ら自身の言葉で「人々」を意味するイヌイット(正確にはイヌイト)を採用し、カナダではイヌイットと呼ぶようになりました。

(本来はイヌイットも「人々」という意味ではないようです)

 

そんなわけでエスキモーの中のカナダ北部に住んでいる人達はイヌイットと呼ばれるようになりました。

 

エスキモーの習慣には独特なものがあり、

  • 姥捨て
  • 妻の提供
  • 子供の間引き

などがありました。

 これには理由があるようで、

 

 姥捨ては生活的な余裕がないために起こることで老人が自分の意思で群れを離れて死にに行きます。

 

 妻の提供については少数民族なため、血が偏らないようにするため、お互いに妻を交換しあう習慣が当たり前に行われており、セックスについてもとても開けっ広げだったようです。

 

 最後の子供の間引きは自分たちの存在が自然界に影響を与えすぎないように、とのことで女児の4割は生まれてすぐに間引かれていたということです。

そのためエスキモーの女性、障碍者、双子の割合は極端に少なかったということです。

 

 これらは全て今では行われていません。

イヌイットの食生活

 イヌイット、というよりエスキモー全般は毛皮貿易が始まるまでは超低糖質食、超高脂質、超高たんぱく質な生活を送っていました。

 

 理由は簡単で野菜は寒冷地なため育たないからです。

 マイナス気温が当たり前の世界ではなかなか野菜はもちろん果物だって育ちません。

同じ理由で穀物も育ちませんから必然的に主食は肉と魚になります。

 セイウチやアザラシなどの海生生物の狩猟や漁労で生計を立て、1900年代初頭までは穀物などを一切食べない伝統的な食生活を守っていたというほどに長期間に渡り糖質を摂らない生活を送っていました。

 

1855年の記録だと、イヌイットの3大栄養素は、

  • たんぱく質47.1%
  • 脂質45.5%
  • 炭水化物7.4%

このような完全な「糖質制限食」でした。

 

 ただし、1910年代に毛皮貿易が始まり、彼らに貨幣経済の波が押し寄せてきました。

 生活も欧米化し、様々な毒物が持ち込まれるようになりました。

すなわち

  • EBウィルス
  • タバコ
  • 麻薬
  • アルコール

そして糖質です。

 

食生活の変化はわかりやすく、1976年に行われた栄養調査では、

  • タンパク質23%
  • 脂質39%
  • 炭水化物38%

炭水化物の摂取比率が以前の5倍以上になっていました。

 

 かつてのイヌイットには、糖尿病、心筋梗塞、がんが極めて少ないとされていましたが、1970年以降、彼らの中でがんの発症が急増します。

 

 その理由はウィルスや麻薬などにももちろんありますが、ジャンクフードによる肥満、糖尿病も大きく関係しているのです。

 

糖質を摂ることによる糖化の影響

 私が考えるに糖質が大量に持ち込まれ、ジャンクフードをメインに摂るようになってしまったエスキモーたちの体の中では日本人と同じ現象が起きていると思われます。

 

 それは肥満、そして糖化です。

 

 糖化は以前にも書きましたが、糖質の過剰摂取によって体の中のたんぱく質が使い物にならなくなり、体を老化させたり、血管をもろくしたりという弊害を生み出す現象です。

 

 糖化で使い物にならなくなったたんぱく質は体の中に残りつづけ、ある時いきなり牙をむきます。

 これが「高血糖の記憶」です。

一度高血糖が長く続いたときのツケは一生涯にわたって残り続けるものなのです。

詳しくは過去記事に載せていますのでまだの方は是非読んでください

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やはり私たちは糖質を制限するべき

 この結果を見るにやはり私たちの現在の食生活習慣というものは糖質過剰というべきものでしょう。

 厚生労働省の出している意味不明なバランスのいい食事などは当てにしてはいけません。

 

 糖尿病学会のガイドラインも相変わらず食事療法においての栄養素バランスを変えていません。

 

 そのせいで幾人もの人たちが糖尿病を深刻化させてしまっています。

 

 糖尿病にまだなっていない私たちについてもイヌイットのようにほぼ0にすることは現実問題として無理であっても過剰に摂ることは避けていくべきであろうというのが私の結論です。

 

まとめ

 最後に難しい話ですが、エスキモーは差別用語的な扱いを受けているため、イヌイットの呼び方で統一した方が無難なようです。

昔のアメリカの先住民をインディアンと呼んでいたのをネイティブアメリカンと呼び方を変えたようにアメリカの方ではそういった呼び方などにとても敏感なようですね。

 

 ちなみにロシアなどでは普通にエスキモーと呼んでいるようです。

ここはお国柄ごとの価値感がすごい出ますよね(笑)

 

 私の認識ではカナダのエスキモーをイヌイットと呼べばいいかな、という感じ。

 

 差別だなんだと騒いでいるのは結局本人じゃなくて呼んでる回りが勝手にマナー化してるだけなんですよねえ‥‥

 

 全く関係のないまとめでしたが、イヌイットがこれだけ低糖質で生きてこれたんだから私たちも糖質制限しても大丈夫ですよ! ってことです(笑)

 

 皆さんの糖質制限がうまくいきますように

 

本日もご覧いただきありがとうございました。

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