【糖質と】糖質の摂りすぎ、高GI食の摂りすぎは食べすぎにつながる、グルコスタティックセオリー(糖定常説)を知っておこう【食欲】

こんにちは。

 

今日はグルコスタティックセオリーというものについて知っておいてほしいので共有です。

 

遥か昔、とまではいきませんが、それなりに昔の時期にこの説は提唱され、科学的な完全はなされていないものの、定説として定着しているものです。

 

 知っておくと意識できるのでぜひ見ていってください。

 

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グルコスタティックセオリーの提唱は1955年

「ひらめき」の画像検索結果

 まず、はじめにグルコスタティックセオリーが提唱された時期は1955年です。

 

 提唱したのはアメリカはハーバード大学で栄養学の専門家であったジーン・メイヤー博士。

 

 このメイヤー博士、実はとってもすごい人で、

WHO(世界保健機構)やユニセフの顧問を務め、

 

学長として就任したタフツ大学にて就任1年目にして2億ドルの寄付を集め大学を立て直し、

 

3人の大統領に子ども、年配者への栄養学、健康の知識に
ついて啓蒙するためのアドバイザーを依頼されていたそうです。

 

メイヤー博士が亡くなった時は新聞に取り上げられていたほど。

タフツを導いたメイヤー博士、亡くなる(NYタイムズ)

 

どちらかというとメイヤー博士は亭主を早死にさせる十か条で有名です(笑)

 

興味があれば一度見てみてください。

 

 このメイヤー博士が提唱していたのがグルコスタティックセオリーで、

 

内容は

 

  • グルコース濃度が上昇すると脳にある摂食中枢が抑制され、満腹中枢が刺激されるのではないか
  • 逆にグルコース濃度が低下すると、空腹感を感じるとともに摂食行動が促進されるのではないか 

 

というもの。

 

 グルコースというのは血糖値、あるいは糖質と考えていただいて結構です。

 

 要するに血糖値の上下によってお腹が減る、減らない、満腹だ、満腹でない、ということが脳からの信号がかわり、私たちの感覚や行動もそれによって大きく変化するのではという仮説をたてたわけです。

 

1969年に新たな発見が

「発見」の画像検索結果

 ただし、この時グルコスタティックセオリーに関する何かしらの科学的な裏付けは何もあらず、あくまでもメイヤー博士がそういう仮説を立てた、ということまでで終わっていました。

 

 1961年にインドのバルクリシャンアナンド教授が新たにメイヤー博士の説を補足し、血中グルコース濃度が上昇すると、満腹中枢のニューロン活動が促進され、摂食中枢のニューロン活動は低下するのではないか、と考えました。

 

 言っていることはほぼ同じですが、少しばかり細かく定義づけをしました。

 

 ちなみに彼はインドの現代神経生理学の創始者と考えられているほどにすごい学者です。

 

 そして提唱から18年後の1969年に、日本の九州大学にて大村裕教授が、血糖により興奮するグルコース受容ニューロンが発見され、満腹中枢と摂食中枢に多く存在することが明らかにされたのです。

 

 これによってメイヤー博士の説はほぼ裏付けられたことにより、

 

 血糖値の変動によって私たちの食事を摂る、摂らないといったいわゆる摂食行動が左右されるということが分かったのです。

 

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グルコーススパイクと食欲

「大食い 素材」の画像検索結果

 これによって何を気を付けるべきかというとそれはグルコーススパイク。

 

血糖値スパイクとかとも言いますよね。

 

私も以前記事にしました。

 

 

 血糖値スパイクには過去記事でも書いてある通りかなり様々な悪影響が体に起こってしまいます。

 

 しかしながら、血糖値スパイクが起こす症状はその時の血糖値が異常に上がってしまうときだけではなく、そこからガッツリと血糖値が下がってしまった時にも起こってしまうのです。

 

 それは私自身が感じた反応性低血糖もそうですが、それだけではなく、食欲までも大きく増進してしまうのです。

 

 米国ボストン小児病院で行われた研究を紹介しましょう。過体重か肥満である18~35歳の12人を対象にし、GI値の異なる2種類のミルクセーキを用意し、どちらかを飲ませ食後4時間における脳の血流をfMRIで調べました。すると、高GI値のミルクセーキを飲んだ後は血糖値が急激に上昇し、4時間後には急速に低下。過剰な空腹感を伴い、脳の側坐核の報酬反応に関係した領域が強く活性化されていることがわかりました。
この領域は、中毒症状に関わる領域で、「もっともっと」と欲求が増し、強い衝動が生まれるところです。

 

 この研究からわかることはそのままといえばそのままですが、

 

どれだけ血糖値を急激に上げるかどうかで次の食事の内容が大きく変わってしまうということです。

 

 怖いなと私が感じたのは、引用部分の最後の部分。

 

 空腹感を感じ、強く活性化された部位は中毒症状に関わる領域だということ。

 

 私は糖質が麻薬だ、毒だ、という意見には100%の賛同はしかねますが、この研究結果を見ると、逆に100%否定をすることも出来なくなってしまいます。

 

血糖値を急激に上げないためには?

 では、血糖値スパイクを起こさないようにするためには、

 

低GI食品、ベジファーストなどを意識し、食後に運動することです。

 

白米よりも玄米、白いパンより全粒粉パンなどを摂るようにし、

 

また食事の際は食物繊維が豊富な野菜を先に食べておくことで糖の吸収を抑えることも出来ます。

 

 さらに食後にウォーキング程度の運動でも構いませんので何かしら体を動かすことです。

 

 これによっても血糖値のコントロールが良好になることがわかっています。

 

 ですが、やはり一番は出来る限り糖質を摂らないこと。

 

 極端だと思われるかもしれませんが、江部医師がおっしゃっているように血糖値を上げるのは基本的に糖質しかありません。

 

 ですので難しいのは重々承知ですが、糖質を摂らないことが一番の解決策と言えるでしょう。

 

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まとめ

 なんだかんだと言いましたが、

 

要するに食べすぎだけは気を付けてねってことと、

 

糖質オンリーの食事は出来る限り避けてねってことです。

 

 なかなか糖質0の食生活は人によりけりですがなかなか送りにくい方もいらっしゃるでしょう。

 

 その時はスパイクに気を付けた食事方法を摂ってください。

 

 皆さんの糖質制限がうまくいきますように

 

本日もご覧いただきありがとうございました。

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