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【私】薬が原因でなる糖尿病【何もしてないのに】

更新日:

こんにちは。

先日こんなツイートをしました。

 今日はこの内容を少し深堀りしていきたいと思います。

具体的には薬の副作用で糖尿病になる人もいるよ、というおはなしです。

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糖尿病と関係のない病気で糖尿病になってしまう

 糖尿病になる原因となる薬で一番多いのはステロイド薬です。

ステロイド薬っておそらく一回は聞いたことがあるのかなと思います。

私も使ったことはありませんが、よく耳にします。

ステロイド薬の使用は多岐にわたる

 ステロイド薬は非常に様々な病気・疾患に利用されています。

ステロイド薬が持つ効能は

  1. 抗炎症作用
  2. 免疫抑制作用

この2つをもつため

  • 炎症性疾患
  • 免疫系疾患
  • アレルギー性疾患
  • 関節リウマチ
  • 重い喘息
  • ひどいアレルギー症状

 などなど、とにかく多くの疾患に使われる薬です。

ステロイドの成分と糖尿病への影響

 ステロイド薬の主な成分は

グルココルチコイド(糖質コルチコイド)

というホルモンです。

 そしてグルココルチコイドはインスリン拮抗ホルモンでもあり、

肝臓での糖新生(蛋白質を糖に変換すること)を促したり

インスリンに対する感受性を低下させる機能を持っています。

つまり、

  • 糖新生によって血糖値が不要に高まり
  • インスリンの働きを阻害するため高血糖状態が続いてしまう

このような症状が起きてしまいます。

 このため、ステロイド薬を服用している人は

自分自身が

  • 何かしらの食べすぎ
  • 飲みすぎ
  • 夜更かし
  • 運動不足

などの不摂生を全くしていなくても、

処方されたステロイド薬のせいで高血糖状態にさらされ続け、結果として糖尿病を発現してしまうことがあるのです。

この症状はステロイド糖尿と呼ばれています。

ステロイド糖尿病の対策

 ステロイド糖尿病に対する処方は

  • 投薬による治療
  • 食事制限

この2つがメインとなります。

投薬による治療

 ステロイド薬による糖尿病の兆候が見られた場合、基本的には他の薬による糖尿病の治療を試みることになっています。

順番もあり、

α‐グルコシダーゼ阻害薬
(インスリン初期分泌の低下がみられるような場合には速効型インスリン分泌促進薬を併用)

SU薬を少量から服用

インスリン療法

となります。

薬の意味が分からない方もいると思うので、解説を入れておきます。

α‐グルコシダーゼ阻害薬

 グルコシダーゼ阻害薬は腸の中の糖の分解を抑制します

それによって急激な血糖値の上昇を抑え、血糖値のコントロールを試みることになります。

糖尿病で怖いものの中に高血糖状態が続くことによる血管がもろくなったり傷つくことによる血管病があります。

高血糖状態が収まることで血管の中を栄養素などが通りやすくなり、健康的な血管を維持することが出来るのです。

SU薬

SU薬は正式名称をスルホニル尿素(SU)薬と言います。

SU薬にはインスリンの分泌を促す効果が期待されます。

ステロイド薬によってインスリンの感受性が落ちていますから、インスリンの量自体を増やして、感受性を高めよう、という計画です。

簡単に言えば、インスリンの物量作戦をするようなイメージです。

インスリンの効果が薄まってるならインスリン自体の濃度を濃くすれば解決するでしょ? という感じでしょうか。

インスリン療法

SU薬でもダメな時はインスリンの直接投与による血糖値の改善を試みます。

インスリンの分泌を促してもダメならもっとわかりやすくインスリンを放り込んでしまえ! ということですね。

もちろん、本当は体の自然な機能に頼るのが一番ですし、これは一時的しのぎにしかならず、根本的な解決手段ではないので、最後に用いられる手段となります。

食事療法

 薬に関しては以上ですが、その他にすることと言えばやはり食事です。

この食事療法は単純に糖質制限食を推奨することになります。

いくら薬でどうにかごまかしても食事で糖質をふんだんに摂っていてはなかなか解決にはつながりません。

 当人からすれば言われるがまま薬を飲んでいたらいきなり糖尿病ですと言われるのでかなり納得はいかないと思います。

 事前に医師からの説明もあるかもしれませんが、お米が好きな人にはつらいのかな・・・と思ってしまいます。

まとめ

いかがだったでしょうか。

ご本人は何も変なことをしていなくても突然なってしまうことがあるのがステロイド糖尿病です。

 つらいのが、なりたくてなったわけでもないのになったからには治療に向き合わなくてはならないところ。

 そして糖尿病というイメージから来る周囲の視線。

 糖尿病にはやはり生活習慣病というイメージが浸透していますから、いくらステロイドでなりましたと言ってもなかなか理解されないところがあると思います。

 そして言われる「自己責任」という無責任な言葉。

 常に片手にハンバーガーを持っているような生活をしていたならともかく、他の病気の治療をしていただけなのに、「あんたが悪い」と言われる気持ちはたまったものではありません。

 ステロイド糖尿病はステロイド治療をやめれば治るケースが多いみたいですが、一部の方はステロイド治療をやめた後も高血糖状態が続いてしまうみたいです…

私はステロイド治療を行ったことがありませんので、その辛さは想像することしかできませんが、やはりつらいことはわかります。

 そのような方に何か一つでもお役に立てることが出来ればなと思っています。

 今日はステロイド治療と糖尿病についてでした。

皆さんの糖質制限がうまくいきますように。

本日もご覧いただきありがとうございました。

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