【不妊におすすめ】あなたに教えたいビタミンEの基礎知識【摂りすぎは骨がもろくなるかも】

 こんにちは。

 

ビタミンの基礎知識、今日はビタミンEについてになります。

 

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ビタミンEってなに? 役割は?

 では、さっそくですが、ビタミンEとはなにか、役割は何か、について解説していきます。

 

 まず、ビタミンEは脂溶性ビタミンに分類されます。

 

ですので、過剰摂取によるリスクがあります。

 

とはいえ、後述しますが決定的な実験データはなく、まだその可能性がある、というレベルではあります。

 

 また、自然界には4種類のアルファ(α)からデルタ(δ)のトコフェロール、トコトリエノールの合計8種類もビタミンDが存在します。

 

  • アルファ(α)トコフェロール、トコトリエノール
  • ベータ(β)トコフェロール、トコトリエノール
  • ガンマ(γ)トコフェロール、トコトリエノール
  • デルタ(δ)トコフェロール、トコトリエノール

 

この8種類ですね。

 

 ただし、私たちの中にあるビタミンEはアルファ(α)トコフェロールの生理作用が90%を占めています 。

 

ですので、基本的にビタミンEと言えばアルファ(α)トコフェロールのことを指し、厚生労働省や他国の機関が発表している一日の摂取推奨量や上限量などもアルファ(α)トコフェロールを何ミリグラム、という記載になっています。

 

 

ビタミンEの役割を一覧にすると

  • 抗酸化作用
  • 赤血球の溶血(破壊)を防ぐ
  • 生殖作用の保護

等があります。

 

 抗酸化作用は有名かもしれませんが、生殖作用の保護というのは聞きなれないかもしれません。

 

実はビタミンEが初めて発見されたのは、マウスの不妊症の回復に役立つことから見つかりました。

    1820年にH.A. Mattillらがラットを脱脂粉乳で飼育すると,繁殖できなくなることか発見され,1922年にH.M. EvansとK.S. Bishopが既知のビタミンを含む飼料で飼育すると不妊症になるのに,これにレタスを与えると回復することを見いだし,この未知物質をXと命名しました.このX物質が脂溶性の化学物質であったことから ,B.Sureによって1924年ビタミンE(tocopherol)と命名されました.語源はTocos(子 供を産む)+pher(力を与える)+ol(水酸基)=Tocopherolであり,H.M.Evansによって命名されました.

 

とあるように、はじめは抗酸化作用などではなく、マウスの繁殖から見つかったものだったのです。

 

 具体的な作用は詳しくはまだわかっていませんが、予想として胎児の発生段階の胎盤形成時の酸化ストレスをビタミンEが保護しているのではないかと考えられているようです。

 

また一方で、性ホルモンの分泌を促すことで男性の精子量、精子の運動量を上昇させ、妊娠率を上げることも分かっています。

 

 その他にも赤血球の溶血(破壊)を防ぐことで貧血の防止にもなります。

 

 一番有名な抗酸化作用は同じ効果をもつビタミンA、ビタミンCと並べてビタミンACE(エース)という名称でも呼ばれていたりもします。

 

抗酸化作用がもたらしてくれる効果は単純に体を若く保つだけではなく、

  • ガンの予防
  • アルツハイマーの予防
  • 白内障の予防

なども期待されており、一日の必要量は基本的にどんな人も達しているものの、健康面で不安がある方はサプリメントで少し多めに摂ることを推奨されます。

 

 また、ビタミンCはビタミンEが抗酸化作用をもたらした後のビタミンEラジカルという物質をビタミンEに再度戻してくれる作用があります。

 

簡単に言えば仕事を終えたビタミンEを再生してくれるということですね。

 

そのため、ビタミンEを摂るときはその効果を活かすため、ビタミンCを同時に摂取するのがおすすめの摂り方になります。

 

ビタミンEの不足による症状

 現代の日本人がビタミンE不足に陥ることはまずほとんどと言っていいほどありません

 

そのため、不足が心配だからと、サプリメントに頼ることをしなくてもいいとも言えます。

 

どうしても心配な人はアーモンドを間食に食べているといいかもしれません。

 

 ビタミンEの不足による症状は

 

  • 神経障害、筋障害(筋力低下)
  • 溶血性貧血
  • 体の酸化による老化
  • 動脈硬化
  • 精子量の低下、精子の運動量の低下

 

などがあります。

 

 不足する心配はほとんどありませんが、ビタミンEの一日の上限量は推奨量が一日に7㎎前後に対して650㎎~900㎎とかなり高めです。

 

そのため、過剰摂取になる心配もほとんどありませんから、酸化が気になる方や不妊に悩まれている方はビタミンEの摂取量を増やしてみるのもいいかもしれません。

 

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ビタミンEを過剰摂取した際の症状

 不足することもほとんどないビタミンEですが、過剰摂取の心配もほとんどありません

 

 平均した一日のビタミンEの摂取量が7㎎と推奨量とほぼ同じなのに対して上限量は650㎎~900㎎

 

つまり普段の100倍のビタミンEを摂っても一応は大丈夫、ということになっています。

 

また、ビタミンEの過剰摂取による人間の健康被害のデータは報告されていませんから、過剰摂取しても現状では大丈夫とする意見もあります。

 

 ただ、2012年にマウスを使った実験によると、ビタミンEを摂りすぎることで体内の破骨細胞を増やしすぎ、骨粗しょう症になる可能性が指摘されています

考:http://kompas.hosp.keio.ac.jp/sp/contents/medical_info/science/201209.html

図3 ラットにビタミンEを投与すると骨が減少する

図4 ビタミンEの過剰摂取は骨量減少を引き起こす

 

 骨粗しょう症の原因は一般的には骨がうまく作れなくてすかすかになってしまうのですが、ビタミンEの場合はそれと違い骨を壊しすぎてしまうために骨粗しょう症になるというのです。

 

 この時のマウスへの投与量は体重500gに対して一日10㎎

 

体重に対して0.02%の投与量でした。

 

これを人間に換算すると体重10キロに対して200mℊとなります。

 

体重が50キロなら1000㎎。

 

体重が70キロなら1400㎎。

 

このような感じになります。

 

 人での実験はまだですが、一応は警戒しておいた方がよさそうです。

 

また、血液が止まりにくくなることなども指摘されています。

 

まとめ

まとめ ビタミンEの役割や効能をまとめるとこんな感じになります。

分類 脂溶性ビタミン
体の中の役割

・抗酸化作用

・赤血球の溶血(破壊)を防ぐ

・生殖作用の保護

一日の推奨量(成人) 6㎎~7㎎
一日の上限量(成人) 650㎎~900mg
不足した際の症状

・神経障害、筋力低下

・冷え性、肩こり

・シミ・シワ

・動脈硬化

過剰摂取にした際の症状

・骨粗しょう症

・血液が止まりにくくなる

備考 ビタミンCがビタミンEの役割を助けてくれるので、ビタミンCと一緒に摂ることをおすすめ。

 

少しはわかりやすくなったかなと思います。

 

 過剰摂取の上限量は設けられている一方で健康被害報告は出血傾向がみられる程度。

 

しかしながらマウスの実験では骨粗しょう症のリスクが指摘されています。

 

そのため、それなりにサプリメントで補給したとしても、過剰摂取はやめておいた方が無難でしょう。

 

 脂溶性ビタミンのため、体に残り続けるところも懸念のポイントです。

 

とはいえ、よほど過剰に摂らなければ問題はありませんので健康のために飲む分にはとてもいいものだと思います。

 

今回の基礎知識は役に立っててくれれば幸いです。

 

皆さんが健康でありますように。

 

本日もご覧いただきありがとうございました。

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