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【ビタミンB5】あなたに教えたいパントテン酸の基礎知識【抗ストレスホルモン】

更新日:

 こんにちは。

 

 あなたに教えたいビタミンの基礎知識、今日はパントテン酸についてとなります。

 

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パントテン酸とは? 役割は?

 まず、分類としてパントテン酸は水溶性ビタミンとなります。

 

 そのため、パントテン酸は過剰摂取による健康被害や、副作用などは基本的には報告されていませんが、長期間によるサプリメントの大量摂取は注意が必要です。

 

 また、パントテン酸はビタミンB群に含まれるビタミンで、別名をビタミンB5と呼ばれたり後述する役割から「抗ストレスビタミン」などとも呼ばれたりします。

 

 パントテン酸という名前の由来はギリシャ語から来ており、

 

「どこにでもある」

「至る所に存在する」

 

 という意味から来ており、その理由はどのような食材にもある程度は含まれているところから来ています。

 

 その名の通り、野菜、果物、魚介類、肉類など、本当にほとんどのものに含まれています。

 

 そのため、不足するということは非常に稀で日本では基本的にはどのような生活を送っていても欠乏症になることはないと言えます。

パントテン酸の役割

 どこにでも存在しているというとありがたみが薄れますが、パントテン酸の役割は非常に重要で140以上もの補酵素としての役割をもっています。

 

パントテン酸の代表的な役割は以下の通り。

  • 抗ストレスホルモンの合成促進
  • 脂質、糖質(炭水化物)、タンパク質などからのエネルギー産生
  • HDLコレステロール(善玉コレステロール)の合成
  • 神経伝達物質の合成

 

 140以上もの酵素を活性化する働きをもっているため、もちろんこれだけではありません。

 

他にもウィルスに対する抗体の生成、髪や肌の健康を保つなど、体の中の便利屋さんともいえる存在です。

 

 パントテン酸の役割として覚えておくといいと思うのはストレスを感じた時の抗ストレスホルモンの合成促進でしょう。

 

 ストレスを感じた時に体の中では副腎という臓器から、コルチゾールDHEA(デヒドロエピアンドロステロン)といったホルモンを合成し、ストレスを緩和してくれます。

 

 あまりにストレスを感じすぎている場合、副腎疲労症候群という体のだるさや朝起きれないといった体の不調を覚えることがあります。

 

 パントテン酸は副腎の働きをサポートしてくれますから、ストレスを感じやすい人や慢性的にストレスを受けている人はパントテン酸は多めに摂っておいた方がいいでしょう。

 

パントテン酸の必要量

 パントテン酸の必要量は以下の通り。

 

パントテン酸の食事摂取基準(㎎/日)
    女性
年齢等 目安量 目安量
0~5(月) 4 4
6~11(月) 3 3
1~2(歳) 3 3
3~5(歳) 4 4
6~7(歳) 5 5
8~9(歳) 5 5
10~11(歳) 6 6
12~14(歳) 7 6
15~17(歳) 7 5
18~29(歳) 5 4
30~49(歳) 5 4
50~69(歳) 5 5
70以上(歳) 5 5
妊婦   5
授乳婦   5

 

 おおよそ一日に5㎎程度を摂れば大丈夫です。

 

 平成27年の調査では平均した一日の摂取量は5.5㎎ということですから、普通通りの食生活を送っていれば不足することはないと考えてOKです。

 

 また、妊婦さんなどでも必要量は変わりませんので、妊娠時期でも過剰に摂るといったことはしなくても欠乏症にはかからないと言えます。

パントテン酸が不足した際の症状

 パントテン酸が不足した際の症状は以下の通り。

  • 免疫力や抵抗力の低下
  • ストレスを感じやすくなる
  • 疲労感
  • 肌荒れ
  • 成長障害
  • 脂肪肝
  • 生殖能力の低下
  • 手足のしびれ・うずき
  • 血圧が低下、動脈硬化の進行

など、役割が多い分不足した際の症状もかなり多くあります。

 

 代表的なのは免疫力の低下、抵抗力の低下といわれています。

 

 ただ、先ほども書いた通りパントテン酸が不足するということは非常に稀で普通はあり得ないといってもいいくらいのレベル。

 

 気を付けていただきたい人がいるとすれば

  • アルコールの大量摂取
  • コーヒーの大量摂取
  • 極端な食事制限
  • 抗生物質を投与している人

などが上げられます。

 

 カフェインやアルコールはパントテン酸を消耗させますので、必要量を摂っていたとしてもそれらによって減ってしまうことで不足気味になることは考えられます。

 

 また、極端な食事制限や、特定のものだけを食べてしまうような偏食の障害を持っている場合は食べるものによってパントテン酸が不足することが考えられます。

 

 あるいは抗生物質を長期間服用している場合もパントテン酸が不足することがあります、そのような場合は医師とサプリメントでの補給をするべきかを相談するといいでしょう。

 

パントテン酸を過剰摂取した際の症状

 パントテン酸は不足することもありませんが、逆に摂りすぎてしまうこともありません。

 

 とは言ってもそれは食品での摂取に限ったことで、

3か月間他の薬品と一緒にパントテン酸カルシウムを大量に投与した実験では、吐き気、食欲不振、腹部の痛みを訴えた被験者がいること、動物実験においてもパントテン酸の過剰投与により、成長障害、下痢、脱毛などの健康障害が起こったことなどが報告されています。

 といった実験の報告があるように、上限がないからと言ってなんでもかんでも摂ればいいというわけでもないようです。

 

 いわゆる摂取上限というものは定められていませんが、上述したコーヒーやアルコールを大量に飲む人以外はわざわざサプリメントなどで摂らなくても大丈夫と言えるでしょう。

 

まとめ

まとめ ではパントテン酸のまとめになります。

 

 

分類 水溶性ビタミン
体の中の役割
  • 抗ストレスホルモンの合成促進
  • 脂質、糖質(炭水化物)、タンパク質などからのエネルギー産生
  • HDLコレステロール(善玉コレステロール)の合成
  • 神経伝達物質の合成
  • その他140以上もの酵素の活性化
一日の推奨量(成人) 5㎎(ミリグラム)
一日の上限量(成人) なし
不足した際の症状
  • 免疫力や抵抗力の低下
  • ストレスを感じやすくなる
  • 疲労感
  • 肌荒れ
  • 成長障害
  • 脂肪肝
  • 生殖能力の低下
  • 手足のしびれ・うずき
  • 血圧が低下、動脈硬化の進
過剰摂取にした際の症状
  • 吐き気
  • 食欲不振
  • 腹痛
  • 動物実験では脱毛、成長障害、下痢など

備考

  • 以下の人は不足に注意
    • アルコールの大量摂取
    • コーヒーの大量摂取
    • 極端な食事制限
    • 抗生物質を投与している人

 

 140以上もの酵素の活性を助けてえくれるパントテン酸。

 

 不足することは非常に稀ですが、ストレス過剰気味だという自覚がある方はレバーやキノコ類などを多く食べることでパントテン酸を補ってあげるといいかもしれません。

 

 まあ、ストレスなんて感じないのが何よりなのですけどね(^_^;)

 

 皆さんが健康でありますように。

 

 本日もご覧いただきありがとうございました。

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